ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5650,閑話小題 〜シネマ、『後妻業の女』が面白い! 〜①
ないから始末が悪い。「知らぬが仏の恐ろしさ」を、他者に、多く見てきた。
いや、それ以上に過っての自分を振り返ると無知の涙を経験してきた。今もか。
人生は無知から生じる問題を解決するプロセス。大体のことが、この法則で
(少なくとも他人への)怒りをなだめることができる。それで問題は半減。
「本来、人を理解するのは至難のわざ」である。 自分さえ分からないのに、
他人のことなど分かるわけがない。その他者に悪意を見出しても何にもならない、
という道理は納得できる。一番怖いのは、無知の善意。あとで、悪意がつく。
ー「ハンロンの剃刀」をネット検索で調べるとー
【 ハンロンの剃刀とは、オッカムの剃刀の代用品である。あくまで代用品
なので、切れ味はそれなりである。しかし、その切れ味の悪さは単に研磨屋
の腕が悪かったり、粗悪な鋼を使ったりしているためであって、別に悪気が
あった訳ではない。もちろん穿った見方をすれば「腕を磨いておかないのは
研磨屋の怠慢すなわち悪意である」とか「素材に良質な鋼を用いないのは商業
倫理に悖る卑劣な行為」とか言えないこともないが、そう何でもかんでも
バッサリ切り捨てないのが優しさと言うもの。
要するに「無能な(≒悪意はない)んだから、許してよ」という言い訳。
「無能で説明できるなら、それに悪意は存在しない。】
何かドッキとする言葉。 無知蒙昧を、一々取り合わない、
腹を立てるだけロスということ。出来たら、孤高でありたいが・・無理。
09月03日(土)
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