ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5596,閑話小題 〜庭石、売ってもらえませんか
ユングのまえにあらわれたので、彼は、この医者は死のうとしている 
ー実際その医者の死が、彼自身の死の代わりになるのだろうーと信じた。
一九四四年四月四日、ユングがベッドの上に坐ることを許された最初の日、
その医者は熱のために病床につき、その直後敗血症で死んだ。 ユングが、彼の
最後の患者だった。 それは幻影の時期であった。「毎晩私は、もっとも純粋な
至福な状態のなかに浮いて驚いた」。朝が近づくと、彼は「今灰色の朝が再び
やって来ると、今灰色の世界がその贈り物の箱をもってやって来る」と感じた
ものである。そして彼が肉体的により丈夫になるにつれて、幻影は止んだ。
ユングは幻影を、ある形の夢か幻覚とみなさず、根本的な現実に対する洞察と
みなした。「それは想像の産物ではなかった。幻影と体験はまったく現実的な
ものであった。それらについて主観的なものはなにもなかった。
それらはすべて、絶対的な客観視をもっていた」。 】
▼ これは、まさかと思えるほど衝撃的だった。ということは、私には父親が
 亡くなって10年ぐらい、妙な霊感が身に備わった。しかし、その直後に
結婚し、様々な事業体験で極限の経験をしてきた中で、その新たな感覚が増強
されていった。この感覚は他人に言っても信じてくれないことは
(自分が経験してない時を考えれば)分かりすぎるほど分かっていた。
その中で、この文章である!
 

07月11日(月)
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