ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5558,閑話小題 〜サプリメント効果
きるかどうかにかかっている。もともとジャズのルーツが、「踊るための音楽」
だったことを思い起こせぱ、これは面白い現象といえるのではないだろうか。 
もちろんクラシック音楽でも古典派やロマン派がいまなお愛されているように、
ハード・パップを中心としてジャズは聴かれているし、過去のスタイルに回帰して
いるジャズマンもいる。その意味では、ジャズは現在もこれからも生き続ける
音楽といえるだろう。 】
▼ロックとは、電気楽器の使用に特徴があるポプュラー音楽の一種で、
誕生から時間を経て、ロックンロールを略してロックと呼ばれるようになった。
黒人音楽のリズム&ブルースと白人音楽のカントリー&ウエスタンが、異種混合
して出来たもの。そのロックと、ジャズが混合してフュージョンが生まれた。
アメリカ社会の混合が、そのまま音楽で象徴的に現れ出てきた。
それだけ、アメリカ社会は複雑怪奇ということになる。
それが、そのままフュージョンとなったといえる。
  ・・・・・・・
3356, 風の画家・中島潔
2010年06月03日(木)
  「風の画家・中島潔“いのち”を描く」   
 ーNHKのHPよりー  〜NHK クローズアップ現代(5月31日19時半〜)
 日本画壇で異彩を放つ“風の画家”中島潔(67)。NHKみんなの歌などで
親しまれたノスタルジーあふれる童画にはじまり、源氏物語や詩人・金子みすゞ
の世界を描いた絵などで、国内だけでなく、海外でも高い評価・人気を誇る。
その中島が「生涯で最高の仕事」として取り組んできた46枚のふすま絵が完成。
京都・清水寺の成就院で4月末、公開された。日本画の伝統とは無縁の画家が、
1200年の歴史を誇る名刹でふすま絵を描くのは極めて異例。中島は、ここで、
終生のテーマでもある「いのちの無常と輝き」を表現するため、何度も描いて
きた金子みすずの代表的な詩「大漁」を4たびテーマに選んだ。中島が5年を
かけてひたすら描き続けたイワシの大群の絵は、圧倒的な存在感を放つ。
「風の画家」が現代に発する「いのち」のメッセージに迫る。
▼ 先日、「クローズアップ現代」で、中島潔の清水寺の成就院の46枚の
 襖絵をみて、息を飲んだ。日本画とは無縁の漫画的な絵だが、その存在感と
溢れ出るエネルギーに圧倒され、その絵について語る画家・中島潔の言葉の一言
一言の思いの深さに引きこまれてしまった。雑誌などで何度か見たことがある画風。
その絵の暖かい風を感じていた。本人の終生のテーマが「いのちの無常と輝き」
と、番組で知ったが、それぞれの絵から湧き出してくる明るい暖かさは,母に
対する慕情という。 さらにいえば仏さまの世界とも言える。それにしても
生命感の溢れた絵である。清水寺が、童画的絵画を襖絵に取り入れる大らかさに
恐れ入る。中島潔が「金子みすず」の詩を幾か絵にしていることを初めて知った。
金子みすずの悲しみと、母への思いが、重なっているようだ。 
この人の画集は、多くは出版されてないようだ。 

06月03日(金)
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