ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5513,閑話小題 〜老人漂流の闇
「 笑われ力 」 太田 敏正 (著) 石原 壮一郎 (監修)
ー次に、なるほどと合点した箇所を抜粋し考えてみる!ー
*「笑われ上手」に「背伸び」禁物
・まずは「私は凡人」とみとめる。
・「みんなをリスペクト(敬う)する。
そう思えば、自分の中の良い部分も見えてくる。
・笑ってもらえたら「笑ってくれてありがとう」という気持ちを
持つこと。この一歩下がった気持ちが必要となる。
*「笑われ上手」の下ごしらえ、をつくっておく
・「ダメな自分物語」を多くつくっておく。出来るだけ短くまとめておく。
失敗したその場でつくる。
・もったいぶらないで、いきなりクライマックスの話を話題に出す。
・キーワードを決めておく
・一度、物語を用意したら、あとは白紙の状態にしておく
▼ 20年前から10年前にかけて、かなり遊び人の不動産屋の社長と古町を、
飲み歩いたことがあった。小料理屋や、スナックなどで、話術の巧さに驚き、
花柳の世界を垣間見た。芸者を相手の粋な遊びは今では夢のようである。
あれから10年も経ってしまった。彼には、ここに書いてあることは、ほぼ
身につけていた。決して他人の悪口や話題をしないのは、当たり前。
自分の昔話も成功談が一割、失敗談が九割。芸者に三味線を弾かせて
都都逸など一ひねりなど、粋な遊び方等など。話術も自分を嫌味なく下座に
おき笑わせておいて、実は笑わせている妙は場数のなせる技(業)こういう
時代になればこそ、「やれる時にやれる事をやっておいて、良かった」と実感!
(逆に遊び過ぎ?もあったか)「ダメな自分は、嫌な自分ではない」、これが
笑われ上手のポイントと著者がいう。 笑われ力は、自分の中のダメな部分や
矛盾を笑ってもらう力であり、相手のタイミングで「笑われネタを」提供する。
それが受けたからと言って、もっと笑わせてやろうとか背伸びするのは厳禁。
あくまで相手と場のタイミングに合わせるのだ。
その「笑われ力」のきほんステップとは
1、「ダメな自分」を見つける 2、「笑える部分」を特定する
3、自分で笑い飛ばしてみる 4、笑顔で他人に話す
5、その結果「心地良い笑い」が生まれる
落語の「まくら」では、名人の域に達した人ほど、上手い。
「駄目な私」のネタなら膨大な蓄積がある! ったく。カミサンに耳にたこが
出来るほど指摘されている。 大きな経営者大会で講演者が「女房は亭主をバカ
にする動物である」と言った時、会場が異常な爆笑があった。大きな会社の立場
の人ほど家ではバカにされているのだろう!良いように出来ている。
04月19日(火)
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