ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5443,小学校担任の西澤先生への手紙
対して我が国といえば巨大な祭壇、生花そして高額の戒名だが、いつからかくも
豪華になったのか。どんな意味があるのか。古代から現代に至る葬儀様式を
鑑みて日本人の死生観の変遷をたどりつつ、今激しく変わる最新事情から、
葬式無用の効用までを考察。葬式に金をかけられない時代の画期的な1冊。 
〜この一冊を読んでいるといないとでは、葬式費用は大きく違ってくるはず。
先日の新聞広告に、この本の見出しをみて、以前にあまりに高い葬式費用に
ついて書いたことを思い出した。図書館の本棚に「葬式僧侶と、葬式業者の
ボッタクリ」の内情が書いてある本が数冊ならんでいる。それを宗教学者の
島田裕己が書いたのだから、説得力も増す。最近、不景気も重なりジミ葬の
流れが出来始めてきた。さらにGMSのイオンが葬式に参入するという。 
これは葬式業者にとって大きな脅威である。身内の死で慌てふためいている人
の隙を突いて、世間様並みにというキーワードで、タカルのがナリワイ。 
戒名など、自分でつくれるし、そのほうが葬式坊様につくってもらうよい、
ず〜〜〜とよい。ネットで「戒名のつくり方」とでも入力をすれば、
幾らでも基本が書いてある。直葬でけっこうと、いいづらいのが日本!〜
 * 直葬とは
 葬式をせず火葬だけすることを「直葬(ちょくそう)」という。
これまで我が国では、人が亡くなってからは死亡→通夜→葬儀・告別式→火葬
というステップを経るのが一般的でした。これに対し、死亡→火葬と、
途中の儀礼・イベントを取り払ってしまうのが直葬です。
※ 直葬に対応してくれる葬儀会社をネットで探すには、「直葬+プラン
+(地域名)」で検索するか、葬儀会社特有の呼び名である「火葬式+(地域名)」
で検索するのが、おすすめです。
 * 直葬をどのくらいの人がしているか?
正確な統計はないが、専門家の推定では、2008年時点で東京都下の20〜30%、
地方の5〜10%が直葬だと見られます。直葬そのものは生活困窮者や天涯孤独者
については昔から行われてきたが、一般に広まり始めているのが、最近の特徴。
 * なぜ直葬が増えているのでしょう。
 あくまで仮説に過ぎませんが、次のような要因が考えられます。 
平均寿命の伸長(つまり死亡年齢の上昇)により、社会的儀礼としての葬式
の必要性が薄れた。 格差社会の進展で、生活困窮者そのものが増えている。
宗教、とりわけ仏教離れ。葬式を金銭や時間、手間の点で「ムダ」と考える人が
増えているメディアでの報道により、直葬が「市民権」を得つつある。
 http://www.yuigon.info/keywords/chokuso.html ー遺言情報局

02月09日(火)
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