ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[383198hit]

■5404,大晦日 つれづれに
来年は、高みの見物になるのか、防波堤とも流されるか? 
娑婆はのんびりしているが。大丈夫かい!
・・・・・・・・・・
2010年12月31日(金)
 ー今年の経済を振り返ってー
 今日で無事、今年は終わる。不況の波は一日一日大きくなってきている。 
耐久消費財(車、家電、住宅)のエコポイント制度で(前どり需要で)
何とか消費を喚起してきたが、来年そうそう、その反動が来るのは必定。
またグローバル的にみればリーマンショックの表出が来年から更に激しくなる。
東海から関東のベルト地帯は、まだ経済的温もりが残っているが、そこから離れた
地方ほどマイナスの度合いが高くなっている。不思議なことにマスコミは取り上げ
ないが、惨状は酷いもの。鳥取、福井、石川、富山、新潟、秋田など日本海側に
接する県は特に酷い。長岡、新潟市をみると、悲鳴すら上がらないのが実情。
私の知る限りでは、デフレスパイラルの渦がリーマンショック以来、三周目に
なっても一日一日大きくなっており、押さえが効かなくなっている。
欧州ではデフォルトする国家が出る可能性がある。それをきっかけに世界同時
株安となれば、体力を消耗しつくした日本が大きく傷つくことになる。
現在の心情をいえば、「来年怖い」。時代の流れとは恐ろしいもの。
右上がりのよい時代を生きてきただけ、時流の段差が見えてくる。
 チロリチロリ、チンチロリか〜
 ー独学が唯一の教育であるー
10年位前に、「どんな教育も突きつめれば独学が唯一の教育である」
という言葉に出会った。その後、そのことについて考え続けている。
大学卒業時に自分の絶対的読書量の少なさに呆然として、社会に出てから
一日2時間以上の読書時間を持つことを誓った。その独学こそが学生時代の
一番の収穫ということは、当時知りようもない。特にネットで情報を取れる
時代に、そのベースは大きな財産になっている。とはいえ基本は独学より
学校システムに乗り、そこで多くの指導者に出会い学ぶ方が良い。修破離の修。
教育とは、独学が可能な能力を持たせること。そのベースは、これまでは
高等教育だった。しかし、今度はネットという新しいツールが出きてきた。
独学に、これは最適である。「それぞれの人の素質が、それぞれに伸ばすことが
可能になる」ということ。 〜年末の、過去の同月同日の文章が自分書いた
だけに時代がみえて、懐かしく面白い! 何で、ここまでして書くの?
の自問自答の答えがある。思いと行蔵の痕跡を残すため、そして・・である。 

12月31日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る