ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5381,閑話小題 〜70歳の峠は −②
注意しなければならない。子供にとっての親の当り外れは重大事。それが両親の
相性の当たり外れになる。 両者とも、それによって人生が大きく左右される。
特に女性にとって連れ添いの当たり外れは大きい。 目に見えない紐を首に
巻きつけ互に溜息をついて締め付けている。昨日、結婚記念日で36年たった。 
・・・・・・
2804, イングランド・ツアー ?
 2008年12月08日(月)
『ロゼッタ・ストーン』と、黄金の彫刻の次に印象に残った大英博物館の
展示品の順に書いてみる。  まずはギリシャのコーナー
 ーパルテノン神殿の破風彫刻ー
古代ギリシアの代表的なポリス、アテネの繁栄を象徴するパルテノン神殿の東側
を飾っていた彫刻群で、長さ8m以上に及ぶ。 著名な彫刻家フェイディアスの
指揮で造られた。現在は失われてしまった中央の女神アテナをはじめ、ギリシア
の神々が配置されている。中央の裸の男性の像は、酒と豊穣の神である
ディオニソス(ローマ神話ではバッカス)で、三角形の破風の形状に沿って
横たわっている。(BC438〜432年ごろ)これもまた、大英博物館の誇る代表的
な像である。その横にある馬の顔がまたリアルである。
次は古代エジプトのコーナー
 ージンジャー(ミイラ)ー
人だかりができていたのが、このミイラの展示ケース。エジプトでミイラ
造りが開始される前のBC3400年ごろの成人男性と考えられている。極度に乾燥
した熱砂に埋葬されたために、特別な処置を施されていないにもかかわらず、
完壁に保存された。一部残っている頭髪が赤いことから、ジンジャーの愛称で
親しまれているという。今にも立ち上がりそうな姿が5400年の時空を
超えて、何かを訴えかけているようだ。
 ーアメンボテプ3世の頭像ー
古代エジプト新王国時代 第18王朝の王であるフメンホテプ3世の頭像。
高さ2.9mもある巨大像。欠損している額の中央部には、王位を表すコブラの
紋章の一部が残されており、顎の部分には付け髭があったと考えられる。
40年ほどの在位期間は最も文化的に誇ったといわれ、多くの記念建造物や
王像が残っている。BC1350年ごろ
 ーラムセス2世の胸像ー
新王国時代第19王朝の王、ラムセス2世の胸像。高さ2.67m。BC1250年ごろ
19世紀、テーベのナイル川西岸にあったラムセウムという葬祭殿から出土。
右胸の穴は、ナポレオン軍が像を取り去ろうとして失敗した跡といわれる。
ラムセス2世は約67年間という長期にわたってエジプトを治め、その間に
多くの記念建築を造営したたため「建築王」と呼ばれる一方で、
ヒッタイトと戦い、現存する最古の国際条約を結んだ。  
 ーー
これだけの貴重なものが、剥き出しに展示されているのには驚いた。 
イギリス人は、「国家の宝は国民のもの」という考え方。
だから無料でみる権利がある、という。 どこかの国とは違うようだ。

12月08日(火)
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