ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[383108hit]

■5369,楽しむことを人生の目標に 〜①
学生時代のドイツ語の授業のことである。 ドイツ語を日本語に誰かが訳して
いた時のこと。「そこで犬が吼えた」と訳した時に、ハカッタように何処かから
犬が「ワン!」と吼えたのである。部屋中、教授も含めて大爆笑だった。 
あれほどの面白タイミングの面白い偶然は、後にも先にもない。あれから
44年もたったか。年齢を重ねると、一年前も、50年前も同じようなものか。
 *「ランチョンテクニック」
 食事をともにした相手に心を許しやすい心理傾向を「ランチョンテクニツク」
という。我われは自律神経が午前中と午後とでは働きが違うが、これは人類が
まだ狩猟生活に明け暮れていた頃の名残で、「交感神経」が「闘争と逃走」を、
「副交感神経」に、午後は「休憩と食事」のモードを司っているからである。
つまり朝から昼にかけては論理が支配する「論理モード」に、夕方以降は
「感情モード」になっている。これをさらに応用すれば、ランチ時は
「論理モード」なので、契約や提携などビジネスモードのシビアな話をしても
「ランチョンテクニック」で緩和される。そして「感情モード」の夜に食事を
する相手は、ビジネスの話はそこそこ親密度がアップする接待モードが効果的。 
だからロジカルにビジネスの話を進めようとする外国企業はランチを共にする
ことを好み、取引先との人間関係を大事にしたい日本は夕食を共にしたがる。 
そういえば、自分をみるに、朝一番には、この随想日記の最後の仕上げをし、
出社した後には前日の数字を見て、新聞と手帳や手書きの日記帳に何やら
書きつけ、それが終わると遊びモードに入ってしまう。自由に気ままに
インターネットをしたり、本を読んだり、とにかくリラックスをして考える。

11月26日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る