ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5322,閑話小題 ー5年前に、10年の余生と想定して
 書きたいことの中心。 これには驚いてしまった。捻りこそエッセーなら、
 言われてみれば、そのとおりである。何事も、まずは驚きである。
 したがってテーマを探すときは、驚いたこと、変わったことを探せばよい。 
 驚きを題材にして、テーマ、そして、タイトルを考えればよい。
 他に大きくても小さくても人生に影響を与えたことも題材として良い。
 したがって「転、起、承、結」の順になってくる。それはテーマが与えられ
 ない場合である。 与えられている場合は、「結、転、起、承」の順になる。
・エッセイを成り立たせている文章として、枠組み=説明文、描写=おおずかみ
 の文、セリフ「 」に括られるもの、などある。これは小説でも同じである。
 もちろん、エッセイでは誇張も、少々の嘘も入れてもよい。
 枠組は頭にはたらきかけ、描写は、感覚にはたらきかけるケースが多い。
・描写は、客観写生ではない。主観である。その人の主観が読み手からみたら
 面白いしエッセイの味になる。その人のカメラ・アイこそ、エッセイの
 エッセイの由縁である。セリフは描写の補強に適しており臨場感がで、
 さらに再現性がある。
・書き出しの一文は意識的に短くする。その後だんだん長い文章を入れていく。
 必要に応じて、問いかけ、呼びかけ(「〜ですね」)を交えてもよい。
 そして、徐々に、情報を少しずつ出していく。
・エッセイは基本的に一つのエピソードで成り立つ。
・注意事項として�具体性に心かけ�文章は短く�文の見た目(ビジュアル)
 に配慮ー余白など�文のリズムに配慮する、になる。 
〜エッセイの参考になるだけでない、日常の見方も驚きを立ててみれば
 人生が豊かになっていく。[あ、そう]が一番の敵。

10月10日(土)
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