ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5316,閑話小題 〜本を読まないのはケダモノと同じ
には驚きである。現在はアメリカナイズされた国に変身しているが、その間、
日本は長期不況でただ、立ちすくんでいるだけ。 今後10年、韓国に近い惨状
は覚悟すべきである。日本の地方は既に恐慌の様相を示している。
残る関東と東海地区も、リーマンショックで、それぞれ原爆が落とされた状態。
今のところエコ・ポイント制度などのカンフル剤で持たせているが、これも
今年の暮あたりで終了。既に暗雲が漂い始めてきた。 金利が暴騰したら
日本経済は即死になる。とはいえ、ハイパーインフレとは、そういうもの。
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3104, 返済猶予法案の成立から見えてくること! −3
2009年10月04日(日)
昨日の朝のモーニングショーに亀井静香が出演、TV側の評論家と
「返済猶予法案」の是非について議論をしていた。亀井節で、この評論家を
根こそぎ否定していたが、コメンテーターの無知が露出した漫画的な内容。
都会のマスコミの世界の中から一歩も出たことのない連中の浅はかさが、
あまりに酷い。亀井節でバカ・チョンと罵倒されていたが、されて当然。
何を言っても議論にならないレベル。最後は、「この程度のしか
コメンテーターはいないのか、この局は」と適切な御言葉で切り捨てていた。
まあまあ?の肩書きを持っていながら、論理形成ができないとは。
生の現実に接してないからである。参考のために、そのコメンテーターは、
岩井奉信(日本大学法学部教授) 奥野史子(スポーツコメンテーター)
高橋進(日本総合研究所 副理事長) 森本敏(海外事情研究所所長)。
(字数制限のためカット10年10月4日)
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2739, 何故、こんなに多くのバブルを経験するのか?
2008年10月04日(土)
「資本主義は嫌いですか ―それでもマネーは世界を動かす 」−1
竹森 俊平 (著)
この本は私の知人からメールで「面白い本がある」と紹介され早速買って
読んだが、成るほど面白い!世界恐慌の様相を示してきている米国発の
金融システム崩壊の原因は住宅バブルの崩壊によるもの。
そのバブルが何故起きるかを解りやすく書いてあった。
ーまずは、その部分からー
なぜ、われわれは、こんなに数多くのバブルを経験するのだろうか。
その結論を要約すれば、「バブルの頻発」は世界経済全体の高い成長率を
維持するために、経済システムの「自動制御装置」が働いた結果であった。
高成長の維持が難しくなる局面に来ると、民間(とくに金融機関)や政府が、
さまざまな手段を動員して高成長の維持を図る。 そのことが繰り返され、
結果としてバブルが生まれた。あまりにも単純なルールに従って動く「
自動制御装置」は、システムの安定をもたらさないこともある。特定の要因
だけを重視して制御する結果、制御されない他の要因によって、かえって
システムの安定が乱される可能性があるからだ。今回のサブプライム危機も、
「自動制御装置」が「高い経済成長率」という一つの要因にあまりに重点を
置いてきた結果といえるかもしれない。 「サブブライム危機」を契機に、
今後は「自動制御装置」も根本的に調整し直されるだろう。バブルの発生
に歯止めをかけるということに重点を置いた調整がなされるのである。
その結果、バブルの頻発もさすがにストップする。その代わり、世界経済
の成長率は低下する。これが結論。
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解)これが現在の金融恐慌の原因のバブル発生のあら筋である。
バブルの収縮を繰り返しをしながら、経済は動いていく。
(字数制限のためカット09年10月4日)
10月04日(日)
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