ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[383909hit]

■5242,他諺の空似 〜ことわざ人類学 〜①
  * 卒業40周年記念に参加してみた人間模様。
 1〜2年次の教養課程の同級生では、TVでよく見かける服部学園の
 服部幸應と、大阪学院大学の白井総長が面白い存在。
・服部幸應は実名が染谷で、当時は存在感が殆どなかったが、常に財布に
 10万円を入れているという話はあった。一年留年をしてアメリカに行って
 いたのか、留年をしたためアメリカに行っていたのかはファジーである。 
 二次会のクラス会が彼のために開かれているかどうかは定かではない。 
・私が学生時代で一番親しくして、卒業まじかで大喧嘩をした○○譲○。
 ハッタリ屋だったが20年前のバブルの崩壊で倒産。借入金が280億で、
 ビルが17棟だったという。 前回は身を隠している状態で不参加だった。
 三次会の最後は彼と飲んだが、二棟だけビルを隠して持っていて現在は、
 それが生活のベースになっているとか。更に、この恐慌で、経験を買われて
 コンサルタントもしているという。 バブル時の倒産劇は、人生の大きく
 覆いかぶさっているというが、そうだろう。
・クラブ関係では、神田周辺の菓子問屋に養子に行った男が土産として、
 仰々しい包みのお菓子をくれたが、家内が言うに、「これって、前週に買おう
 と東京駅の地下の店のカリントウ。すごく有名だけど、わざわざ並んで買って
 くれたのかしら」と言っていた。「まさか、そこの社長じゃないと思うけど、
 少しは有りえるかも」と答えていた。お返しで、新潟の酒を送ったところ、
 自宅に電話があり家内が出て「そこの社長なんですか」と聞いたら、そうだと。
「先週、買おうと店まで行ったら行列で買えなかった。奇遇です・・・」
 家内は、本当か嘘か?その辺は調子が良いが、相手も悪い気がしないだろう。
・卒業してから数年後に、先ほどの石○譲○と、私の自宅に遊びに来た伊香保
 温泉の「村松屋」に婿養子に入った友人の根岸君。十数年前に脳溢血になって、
 九死に一生を得たとかで、半身不随になっていた。それでも朝一の高速バスで
 來京し、最終のバスで帰ると言う。以前に一族の「いとこの会」を、
 その旅館で開いたことがあった。
・亡くなっている人はクラスの約一割である。還暦を越えると、社会的に
 如何こうは、三番目か四番目。10年後には出席できる?

07月22日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る