ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5016,幸福優位7つの法則 −6
ラムセス2世は約67年間という長期にわたってエジプトを治め、その間に多くの
記念建築を造営したたため「建築王」と呼ばれる一方で、ヒッタイトと戦い、
現存する最古の国際条約を結んだ。
ーー
これだけの貴重なものが、剥き出しに展示されているのには驚いた。
イギリス人は、「国家の宝は国民のもの」という考え方。だから無料でみる権利がある、
という。 どこかの国とは違うようだ。
・・・・・・・・・
2007年12月08日(土)
2439, サブプライム問題 −3
*サブプライムローンの実態は消費者金融!
「サブプライムローン」について、週刊誌の特集を前に二回取り上げた。
ところが、それについてまだ認識してない部分があった。毎日新聞の「記者の目」に
ずばり「消費者金融のようなもの」と。「消費者ローンを、住宅担保で貸していた上に、
その債権を巧妙にミックスし、金融機関に売り払っていた。銀行は新興国家からお金を
集まっていて、その投資金を、その債権に変えていた」というから、大問題になるだろう。
ーこの要旨をまとめるとー
サブプライム問題を日本の住宅ローンと同じように想像すると本質を見誤る。担保は
確かに住宅だが、ただの住宅ローンではない。借りた金の使いみちは広く自動車や洋服の
購入にも充てられる。それが米国の“住宅ローン”だ。ずばり「消費者金融のようなもの」と。
価格の上昇する不動産を担保にすれば、借金可能な枠がどんどん広がる。「担保は住宅だが、
むしろ消費者金融の融資に似ている」と私が理解した。記者が9月に米国に赴任後、現地で
米国人の消費行動を見て、彼の推論が正しかったと確信したという。クレジットカードでも
銀行口座でも、返済を後回しにして消費を優先できる仕組みが見事に整っている。
「まず使って後で払う」というシステムが、米国経済の成長の源泉、過剰消費体質の
個人消費を支えてきた。ところが今、住宅価格の下落とローンの焦げ付きでその仕組みが
傷み始めている。
今回のバブルが「新興国」への資金集中から始まったことも、時代の変わり目を示す。
中国や中東の産油国は、経済成長や原油高騰で獲得した巨額の資金を一番安全な
運用先に預けた。それが米国の銀行だった。 銀行は集まり過ぎた金の運用先に困り、
上昇を続けていた不動産につぎ込んだ。米国では、大手銀行の関連会社が、次々に
サブプライムローンを組み込んだ商品を買いあさった。 この典型的な不動産バブルが
「証券化」で、さらに複雑になった。証券化は、90年代からリスク分散の切り札として
欧米で盛んに利用されてきた手法で、それ自体には問題ない。
例えば、高層ビルを建てる時、事業者は資金を銀行からの融資に頼るより、100人の
投資家から集めたほうが多額の借金を抱えずに済む。出資金を不動産融資にのめり込み
多額の不良債権を抱え込んだ。その反省に立てば、証券化商品は「夢のリスク分散商品」
だったはずだ。 ところが、である。欧米金融機関の作る証券化商品は年々複雑になり、
一度作った商品を別のものと束ねて、さらにそれを別の商品に組み入れて−−などと
形を変えていくうちに、もともとの貸し借りがどんな姿だったか分からなくなってしまった。
(字数制限のためカット11年12月08日)
12月08日(月)
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