ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4982,瞬間説得 ー3
茶人の生活を描いたのが、この本である。平心庵は文字通り「仁術」に生きる開業医だったが、
そのために営利的な同業者のあいだでとかく孤立しがちであった。だがその彼が茶友としたのが
三井財閥の総帥であり、近代茶道の復活者一人、鈍翁・益田孝だったから、話はにわかに
華麗な背景に飾られる。 益田は財界の雄であり、山県有朋と結んで政界をも左右した
人物だが、それ以上に江戸後期に形骸化し、利休の精神に回帰させた大正茶道の指導者
として有名であった。 感動的なのは、この二人がたま小田原に住んで、ただそれだけの縁で
無私の友情。育んでゆく過程である。当時・反軍的な益田はようやく政界での力を失い、
国の将来を憂いながら隠棲に似た生活を送っていた。二人はともに孤独を覚えがちな境遇の
なかで、いささかも馴れず甘えあわず、茶の湯の規則貫かれた君子の交わりを結ぶ。
二人のあいだに慎み深い距離があって、しかも同じ不幸な時代に耐える暖かい共感が
養われていた。そしてとくに私の注目を惹いたのは、この同じ規律が近藤家の家庭の内部にも
及び、息子は父にいつも敬語で語りかけていたという挿話であった。 
この二年、私は「社交する人間」という長編評論に取り組んできた。そのなかで私が社交に
求めていたのは、一貫してこの馴れあわない親愛、孤立に耐えうる人間の友情だったのだが、
この本はそれに具体的な挿絵を与えて、書きつづける私を勇気づけてくれたのであった。
▼ 以上だが、両親が茶人だったこともあり子供の頃から茶道の世界を垣間見、その奥行きの
深さを感じ取ってきた。私が残された時間ですべきことは茶道の世界なのかもしれない。 
 金沢時代に一年間、寮の近くの個人が教えている家に通ったことがあったが・・・
・・・・・・・・・・
2007年11月04日(日)
2406, カラスの話 −2    ○( ̄ ̄ ̄ ̄o ̄ ̄ ̄ ̄)○ おっは〜♪
「カラスの話」でもテーマにしようかと思いたった。ところが、そういえば一年ほど前に
書いたような気がしたので調べたら(Hp内の検索)やはりあった! 一年近くに書いてあった。
 先月の10月23日のこと、中越地震三周年の花火が通勤の帰路に(亡くなった人の数?)
打ち上げられて、その音と地響きが聞こえてきた。その時、彼方此方からカラスの鳴き声が
聞こえてきたが、「恐怖の叫びと、互いに安全の確認」と推測できた。「カラス語」で検索して
みたが、仏の鳥類学者デュポンのカラス研究があった。彼の長年の研究の結果、
カラス語が幾つか解るようになった。
・カラス語は25の語数からなっていて、ほぼ全ての意思を伝えることでき、
・「クラ、クララ、クラオ、クラオ、クロア、クロネ・・・」とある。
 フランス人は日本のように「カ〜カ〜」の音ではなく、「ク〜ク」の「ク」の音階で聞こえるという。
 (字数制限のためカット2014年11月4日)  

11月04日(火)
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