ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[392754hit]

■4903,閑話小題 ー自転車乗りは危険に満ちている!
自己創造していく。「人脈、学閥、閨閥など」に支援されていて、かつ「戦略的に考えることのできる人間」は
巧みにリスクヘッジすることができる。彼らはリスクヘッジをさらに確実化するために、「強者同士の相互扶助組織」
を強化する方向に向かう。その端的な表れが、「強者同士の婚姻」である。 これまでの家族社会学の常識では
「夫が高収入の場合は妻が専業主婦となり、夫が低収入の場合は妻が就労して家計を補完する」。
この常識はもう覆えされつつある。 話は逆になっているのである。「夫が高収入の場合ほど、妻の就労率が高く、
夫が低収入であるほど、妻の就労率が低い」という傾向が顕著になってきている。高度専門職についている「強者」
の男女が婚姻し、さらに豪奢な生活を享受する一方で、不安定就労者同士が結婚した生活能力のないカップルに
「できちゃった婚」で子どもが生まれて一層困窮化する。不安定就労者の若年男性は、事実上、自分と同程度に
社会的弱者である不安定就労者の女性の中からしか配偶者を選べない。(高度専門職に就いている女性強者が
男性弱者を配偶者に選ぶ可能性はほとんどない)。だが、弱者同士の結婚は、「共倒れ」のリスクをむしろ増大
させるだけ。不安定就労の若年女性が、男性強者の配偶者に選ばれる(「玉の輿」)確率はそれよりはずっと高い。
しかし、リスク社会では、かりに女性が不安定就労者であっても、男性強者は配偶者に相当の学歴や教養や
人脈などの文化資本を要求する。言い換えれば、男性強者の専業主婦たりうる条件は「文化資本を備えた
強者の家庭のご令嬢」であるというかたちで、予め限定されている。未婚率の急上昇、少子化の進行の背景には、
この勢いづく「強者連合」によって蹴散らされた「結婚したくてもできない弱者」の急増という事実がある。
リスク社会は「勝つ人間は勝ち続け、負ける人間は負け続ける」というフィードバックを繰り返し短期的に
二極に分化。その結果はどうなるのか。強者はより強く、弱者は一度落ちたら二度と這い上がれない。
「夢に向かって努力すればその夢は必ず実現するというのは『ウソ』である。 全ての人が希望通りの職に
就けることはあり得ない。 (以下、字数の関係でカット2011年08月17日)
・・・・・・・・・・
2007年08月17日(金)
2327, ベナレス −2                 。っω-)..。oо○(゚+。ぉレ£∋ぅ゚+。)
  (字数の関係でカット 2014年8月17日)

08月17日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る