ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6833,読書日記 〜『神の発明』―形而上学革命 −2
私たちがこの“リア充”について言及する時、多くの場合リア充と自分自身とを
比較するような文脈で使っていませんか? 逆に「私こそがリア充だ!」と声高
に主張するような人はいないですよね。
私たちが日常を省みるとき、自分よりワンランク上の存在=リア充を勝手に
想定してしまっているのではないでしょうか。
「仕事はやりがいもあるし楽しい…けれど、恋人ないからリア充じゃない」
・・(略)
この“リア充”は、他人とは限りません。過去の自分と現在の自分を比べ、
「あの頃は楽しかった…」と感じてしまうこともあるはず。過去の思い出を
懐かしむということは、もちろん悪いことではありません。しかし思い出に引き
ずられるあまり、今の自分の幸せを見失ってしまうのは悲しいことですよね。
他人に捕らわれず、自分の日常を受け入れ、日々楽しむ。それこそが真の
リア充の姿ではないでしょうか。そうした気持ちこそが新しい出会いを受け
入れることにつながり、そうすれば、愛情やパートナーにも恵まれ、結果的に
いわゆる「リア充」になることができるのです。
表面的なリア充を手放すことこそが、真のリア充につながる。
一見難しいけれど、簡単なこと。ぜひがんばってみてください! ≫
――
▼ 去年、家内に、『TV、PC、スポーツジム通いの平凡の日々に、飽きない?』
というから、『現役時代は、圧倒的なプレッシャーがあった。現在の生活も
慣れば、それなりに面白い。差引同じぐらい!』と応えていた。親戚の法事で
何時もボヤク80歳半ばの人、現実に溺れて川を渡れないで、リア充コンプ
レックスに取りつかれた人。 周りを見渡せば死屍累々に思えるが、
これも私のリア充の上から目線か?
・・・・・・
5372,楽しむことを人生の目標に 〜�
2015年11月29日(日)
今だから言えることだが、あの会社清算?倒産?騒ぎの時、意外と冷静に
一つ一つを見極めている自分が、もう一人、間違いなくいた。30年来、月次監査
で長岡から新潟の事務所に来ていた税理事務所の担当が、あきれた顔をして、
『楽しんでますね!現在、何が起きて、何をしているか分かってないのでは?』
と苦言。幾つかの修羅場を経験してきた感覚が本人には理解できないだけ。
心の奥は、『こんな経験は二度とない。とにかく、冷静に処理し、この現象を
インプットするしかない』と、本能に従うしかない。万一の場合の備えがあれば
こそ、いえることだが・・ いざ修羅場に立ち、その視線から見えてくる現象は、
リアルだが、滑稽でさえあるが、それを楽しむとなるとう、生易しいことでない。
≪ ・楽しまずして何の人生ぞや。 〜吉川英治(日本の小説家/1892〜1962)
・幸福だけの幸福はパンばかりのようなものだ。食えはするが、ごちそうには
ならない。無駄なもの、無用なもの、余計なもの、多すぎるもの、
何の役にも立たないもの、それがわしは好きだ。〜ヴィクトル・ユーゴー
(フランスのロマン主義の詩人、小説家/1802〜1885)≫
・幸せを数えたら、あなたはすぐ幸せになれる。
〜ショーペンハウアー(ドイツの哲学者/1788〜1860)
・この人生は生きる価値があると言えるだろう。
なぜなら、人生は自分で作るものであるからだ。
This life is worth living, we can say, since it is what we make it.
〜ウィリアム・ジェームズ(米国の哲学者、心理学者 /1842〜1910)
・汝の幸せは、他人の幸せによってつくれ。
〜ヴォルテール(フランスの哲学者、作家、文学者、歴史家/1694〜1778)
・他人のために暮らすのはもうたくさんだ。せめてこのわずかな余生を、
みずからのために生きようではないか。
〜モンテーニュ(フランスの哲学者、モラリスト /1533〜1592)
・幸福な人生を阻む大敵は外にあるのではなく、内にある。
すなわち、あなたの心の中に潜んでいる。
〜ウィリアム・ジェームズ(米国の哲学者、心理学者 /1842〜1910)
・「幸福を必要としないこと、それがおまえたちの幸福だ」と、神は言った。
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11月29日(金)
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