ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6746,読書日記 〜「魂の」思想史 ―2
・仕方なく、イージーラインを二回続けて参加した後、ベルト・マッサージを
していると、二人の中年女性の会話が聞こえてきた。興奮しているので自然と
声が高鳴っていた。それが面白い。 誰かが帰った直後らしく、
『5千万の預金、どうしたら出来るというの。今の私たちには絶対に無理。
話を合わせるしかないので、聞いていたのに。何を言っているのよ。』と。
 話の途中で、早々、帰ってきたが、どこにもありそうな話。
・以前も、書いてことがあるが、長岡駅裏の居酒屋で一人ランチを食べていた時、
近くのSJ<コナミ>の会員らしき中年女性らしき人たちの会話。
『大都会のサラリーマンは、二千万の預金が残るらしいけど、内には無いわ。
貴女の旦那はお医者さん。その位はあるわよね。』に、
『ローンで自宅を買って、まだ残債があるわ。とんでもないわ。』で、他の人
に話を向けると、『それって、夫婦で、一人で?』と自然な答え。
当然、その場が、白けていた。前に取り上げた『5千万の預金』の、続きと酷似
しているが、全く違う人。 家庭間の格差の問題が、こういう場で、知らずに
出てしまうのは仕方がないこと。これも、家内に言わせると、『恵まれた世界の
人たちの範疇の話。そこに行けるだけ有難いと思わないと』だと。
* 白馬のリゾートホテル社長の話
・去年末の東京の学生時代の同級会で、長野で中型のリゾートホテルの社長を
しているAという男が、酒を注ぎに来たときの会話。
A:会社整理をしたと聞いていましたが、大変でしたね。私のところも大変
 ですが、オーストラリアとか、台湾、中国の観光客で何とか凌いでいます。
私:何とか、夜逃げをしないで、そのまま、自宅に住んでいます。それでも、
 家内も40年間の厚生年金で、家内名義の給与を別にしていたので、生活は
 何とか出来ています。 で、二人とも、厚生年金ですか?
その辺りから、相手の様子が変と気づいたが、とき既に遅し。
A:家内は長年、病気に伏して給与を与える訳にいかず、年金も国民保険だけ。
 そんな、余裕など、全く無いのが現状。
――
 本人が謙遜で言ったかどうかは不明だが。 無神経だったことは違いない。
私にとって、現状の自分を肯定するのに必死で、ここの言い訳でも、多くの人
を傷つけているはず。いくら自分の心の軌跡として書き続け、公開していると
しても、困ったもの。「その返り矢が多いことも気づかぬ愚かしさ」
「自分の血で、他人の傷口に塗り付けている己の愚かしさ」 
傍からは、それが面白いのだろうが。 で、以下に丁度よく脈絡が続く。

09月04日(水)
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