ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6037,閑話小題 〜今度は携帯とタブレットが…
 インターネットはきわめて短期間に社会を変容させた。生み出され処理
 されるデーター量は指数関数的な割で 増えているので、経済、
 社会ともに今後の変化を加速する。
・今後の開発は、ハード的なスペックそのものよりも、人間の思考、
 発見、知識の共有を拡大するものに重点が置かれていく。
・技術そのものよりも、その使われ方に開発の重点は移っていく。
・記憶媒体に記憶できる容量が、指数関数的に大きくなっている今、情報過多
 がわたしたちの時代のごく本質的な現象である。情報の蓄積量は世界経済の
 成長率の四倍、コンピェーターの演算能力は九倍の速さで増大している。
・電話会社を通じた国際電話の通話量は、一九九〇年以降年間一三パーセント
 の伸びで成長していたが、二〇〇五年を境にネット上で通話のやりとりが
 できるスカイプの登場で減少に転じた。一九八○年代に民営化された電話会社
 が各国の通信市場を独占していたが、技術革新によってその地位はより
 相対化 されていく。
・マイクロチップの小型化と高性能化は、あらゆるものをネットワーク
 コンピューター化するユビキタスネットワークを推進する。
・ウェブ技術の革新によって以前は集めることのできなかったデータが
 集められるようになり、社会、経済ともに変容する。たとえば、すべての
 自動車がどの道路をどのように何時間かけて通ってきたかを捕捉できる
 ソフトが完成すれば、保険算定、経費精算などに応用ができる。
・企業は上意下達型から、ウェブを使った知識共有型の組織に変わっていく。
・アメリカの人口の四分の一に普及することを「大衆化」と定義すれば、
 それにかかる時間はどんどん短くなっている。電話は一八七六年に導入
 されて大衆化するまでに三五年かかった。一九九一年のウェブの誕生から
 アメリカの人口の四分の一に普及するまでは、わずか七年を要しただけ。
・とはいえ、コンピューターの情報量、情報処理力はまだ、生体の足元にも
 及ばない。二〇一〇年の時点の世界中のコンピューターをつなぎ、処理可能な
 命令数で演算能力を計測すると、人間の脳がおよそ五分間に発生させる
 神経インパルスの最大数ほどにしかならない。
▼ シネマなどのバーチャルの空間が情報技術で大きく変わっている。
 その魅力に惹かれて、毎週、シネマのバーチャル世界を訪れている。
これも情報技術の進化の現象の一つ。TVも、スマホと連動する情報端末
(スマートTV)になりつつある。大衆と一部エリートの二極化は、
ますます進み、その矛盾のため、世界が存続しているかどうか疑わしい。
・・・・・・
4198, 閑話小題 ーとある話
2012年09月23日(日)
   * ランチの席で漏れ聞こえてきた、とある話
 一昨日の長岡駅裏の居酒屋で、一人でランチを食べている時に聞こえた話。
 至近距離の六階にあるスポーツジムの帰りらしい6人連れの中年女性。 
ある女性Aから・・・
A:「ねえ最近聞いた話だけど、都会のチョットした家には2千万も
   預金があるというけど、どうなの?」
B:「そんなに持っているの? うちなど遥かに及ばないわ!」
A:「Cさんは、ご主人がお医者さんだから、あるわよね?」
C:「そんなにあるわけないでしょ! 家のローンが残っていて、
   あれば、そっちに向けてるわよ!」
A:「Dさんはどう?」  少し考え込んでいた彼女
D:「それって一人あたりの金額のこと?」 その一言で、その場がシラー。
 その強力なボケをかましてしまった本人、悪気はなかったようだが横で
聞いていて、その場に飲み込まれてしまった。一年ほど前に、この随想日記で
一世帯の預金高について書いたが、平均預金1150万を 鮮明に記憶している。
    ーそこでHP内検索で改めて調べてみると・・
≪・一世帯平均平均1150万。人々の実感に近い中央値
 (答えた世帯の中間の値)は前年500万より80万円少ない420万円。
・一億以上の預金を持つ人は108万人(総世帯4700万ですから全体の2.3%)。
  ー40世帯に一世帯になる。

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09月23日(土)
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