ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5981,閑話小題 〜最後の講義・1 ーランディ・パウシュ教授
もしかしたら、それを奪われてしまったかも知れない。それから数ヶ月経って
息子から衝撃的話を聞いた。同僚の研修医が自死を遂げたという。原因は不明。
大変、優秀であったその研修医は、「笑顔しか思い出せない」と息子が言うほど、
明るく穏やかな人。彼に一体何が起きたのだろうか。
次は看護師をしていた娘から聞いた話。白血病の末期であったその少女は、
亡くたる数日前に、窓の外に自分がいると言って怯えはじめたが、次第に落ち
着きをとり戻し「お母さん、がっかりしないでね。泣かないでね」と母に言った
後、昏睡状態に陥り、眠るように亡くなったという。少女はその生涯で一番大事
な仕事ー母を慰め励ますことーをやりとげて逝ったのである。
死に行く人にも希望はある。それは前途洋々たる人の場合、桁遠いに重く
大きい悲願と言っても良いのでなかろうか。・・・ ≫
▼一%の成功事例しかない治療薬を提示すること自体問題だが、同じ死ぬなら、
それに挑戦するかの判断は本人次第。当事者になってみなければ分からないこと
だが、私ならどうだろう?早く逝けるなら前倒し?・・ 医師も難しい職業。
人間は全て、死んでしまう。結局は延命の手助け。これも必要だが必ず限界
がある。その上、ビジネスの要素も関わってくる。現状の医師と病院システム
で中では、自分が判断するしかない。
・・・・・・
2012-07-31
もうこれは世界大恐慌 ー
「もうこれは世界大恐慌」朝倉慶著
* あの債権は、何処にいったのか?
不思議でたまらないのが、リーマンショックの原因となった不良債権の行方。
バージン、ケイマン諸島は、世界の金持ちが金融口座をつくって脱税をするもの
と思っていたが、不良債権を塩漬けにする基地でもあった。そこに飛ばして
おけば、鉄の塊に金粉を塗装して置いておくようなもので、実際の金か鉄の塊
かの調査権が及ばない。 永久に隠しておけば良いが、そうはいかない。
もしかして永久に抹殺して封印して置くことも可能なのだろうか。どうだろう?
そうすると、6京円の不良債権は大変だと不安がっている私たちの方が無知と
いうことになる。どうなっているのか金融の世界は?
ーその辺の記載をコピーしてみるー
≪20年前のバブル期に大損した損失は今だ表に出てこない。
このオリンパスの粉飾はたった一社特有のことなのだろうか? オリンパスが
使ったタックスヘイブン、バージン諸島、ケイマン諸島には大金持ちの資金だけ
でなく、隠れ借金が膨大に隠されている。日本のバブル崩壊の100倍のスケールと
いわれたリーマンショック後、巧みに封印され隠されてきた欧米金融機関の膨大な
不良債権も、やはりこれらタックスヘイブンに眠っている? ジェットコースター
のように激しく上下したオリンパス株は、なぜあれほど上下に動いたのでしょうか?、
裏に何かあるのでしょうか? すべての矛盾が複合的に絡み合っています。
様々な点が線に結ばれる時、いよいよ資本主義という世界の屋台骨が怒濤のごとく
崩れ去るのです。恐ろしくも激しい、驚愕するような大変化のドラマが始まろう
としています。一体昔の損失はどこに消えたのでしょうか? リーマンショック
の後、欧州では大々的に会計制度を変更しました。当時レベル3と呼ばれた証券化
商品でしたが、このレベル3の商品に関しては時価評価をする必要がない、と欧州
当局はお墨付きを与えたのです。通常サブブライムローンを含んだ証券商品は
当時ではほとんど無価値と判定されていたのですが、いわゆる金融破綻を避ける
ための当局の緊急措置として時価評価したら欧州のほとんどの金融機関は
実は債務超過となるからです。≫
▼ 世界中の政府が口裏を合わせて、地下深く隠して表に出さないと合意して
いたら、短・中期的は表に出ないで済む。要は、金メッキをした金と分かって
いても、それを本物の金として認め、金庫を開けない約束を国家単位で決めれば、
それで通ってしまうのが金融の世界ということなのか。1千兆円の日本の国債も
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07月31日(月)
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