ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5964,人生楽しいかい? −3
私、個人は、まさに一歩先に・・ いや、そうせざるを得なかった!だけ。
・・・・・
4502, 大往生したけりゃ医療とかかわるな ー4
2013年07月14日(日)
『大往生したけりゃ医療とかかわるな 』中村仁一著
*(末期ガンで早々}逝くも地獄、残る(死に損なうの)も地獄
『どうせ死ぬなら「がん」がいい』と『大往生したけりゃ医療とかかわるな』
を読むと、老いることも、死にゆくことも、決して甘くないことが分かる。
そう遠くない未来を垣間見ているようで呆然とするが、これは目を背ける
ことが出来ない。子孫を遺す役目を終えた50歳から還暦辺りになったら、
「がん死」がお勧めという。余命6ヶ月と宣言され、幸運と私に思えるか?
何をしても少しでも長く生きたいと思うのが人情。 近代医学の成果で
長生きをした結果、長生きをし特老に入って死に逝く人を見送り、その悲劇
を実感した著者の率直な実感だから説得力がある。拷問ようなの苦痛を
味わった挙句、息を引き取るのが大半ならば、点滴、薬漬けを拒否し、自然死
に近い状態で死んでいく方が良いのかも。
胃瘻と鼻チューブなどで延命させるのが果たして本人に良いだろうか。
医療サイドは、出来ること全てを注ぎ、延命させるのが基本であり、家族も
見殺しに出来ないという罪の意識が、拷問に近い状態でも生かそうとする。
それは逆に拷問のため生かしておくことと変わらない、のが分からない。
鼻チューブから栄養をとる違和感は半端でないため、患者は隙あらば
引き抜こうとする。そこで両手を縛り付けるが、それは拷問と同じこと。
患者は食べないから死ぬのではない。死に時が来たから食べないのである。
それを無理に生かそうとするため、拷問状態になる。「できるだけ手を尽くす」
は「できるだけ苦しめて地獄を味あわせる」と同じ意味になる。
そうこう考えると早々と死ぬのも、ひとつの選択になる。
末期ガンで早々逝くも地獄、医療で死に損なうのも地獄。 このところ、
中学、高校の同級生がガンや自殺で亡くなったが、著者の見方によれば、
これは生、老、病、死の苦しみを最小で済ませた幸運の持主。老いて逝くのも
大ごとということ。 そうこう考えると自殺も選択肢の一つになる。
そういえば、図書館で断食で自ら命を断つプロセスを事細かく記録した
文庫本があった。食を断つのは自死かどうかだが・・ 元気なうちに何?
を用意しておくのも必要なことかも。死ぬのは、生きてきたのだから仕方が
ないが、問題は死際の精神的、肉体的苦痛である。
やはり生きているうち今を充実させるしかない。「今ヨリナキニ」である。
それと「今日という日は、残された日々の最初の一日」と、思い味あわなければ
ならない。 地獄の瀬戸際で何をみるのだろうか? 幸せだった日々に感謝
しながら、両親に両側を挟まれ光の中、消えゆくイメージを瞑想で中で創れる
かもしれない。死際の準備も、この著書にシッカリ書いてある。
次回になるが、なかなか含蓄がある。 母親は痴呆症になる前に、全て準備
をして私に託していった。本当は還暦前にしておくべきことだが、
今でも遅くはない・・ 何事も準備である。
・・・・・・
4128, ヨガとは何?という素朴な疑問
2012年07月14日(土)
スポーツジムのヨガに参加して4ヶ月になる。‘スロー’ヨガというから
初心者向けだが、腰痛持ちもあって少し厳しい。定員50人に、平均40人位
が参加している。男性参加者が10名位で、片隅で目立たないようにしている。
その中、時どき先生がヨガの説明をする。先日の内容は、「ヨガは瞑想法の一つ。
無念無想になるために呼吸法と、色いろなポーズを取ることで、そこに気持ちを
集中して、頭を空ッポにするためのもの。従って、ヨガが上達したとか、しない
とかは気にすることはない」という。なる程!いいことを言われる。週二回、
4ヶ月経った印象は、「腰痛解消のために病院で集団治療をしている感覚。」
腰には良いが、少し痛みが残る。それでも合計33回、ヨガを続けてきた成果が
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07月14日(金)
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