ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5835,閑話小題 〜4k8kテレビの世界 −5
教えられました。』 :「大人の学校ー入学編」
☆『キザな言い方だが、講演するときもこのあと私はきっと死ぬのだと
自分に言い聞かせることにしている。するとその講演に命をかける。
二時間がまるで20分ぐらいの勢いでしゃべってしまう。講演の後は
汗でびっしょり。けれども不思議なことにこの方が疲れない。思いっきり
やったという私だけの満足感が疲れを忘れさせる。』『人は必ず死ぬ。
一日を十分生きなければ損だ :格言[いつも人生最後だと思う]
☆『チャップリンは幼少時代ひどい苦労をなめた。貧しさのあまり頭が変に
なった母とチャップリンは二人暮らしになった。父を5歳で失った時に
母は発狂した。腹違いの9歳の兄はこの家から逃れて船のボーイになった。
5歳のチャップリンは食べるものがなくなってマーケット裏に捨てられた
残飯を拾ったこともあった。その苦労がのちのチャップリン喜劇の中で
いかに生きて描かれているかがわかるのである。それにこの母が実は
偉かったのである。気が鎮まって正気を戻すと、小さな我が子を枕辺に呼び
「イエス様はお前が運命を全うすることをお望みなのだよ」と何度も諭した。
つまり自殺をするなということである。それは小さな我が子に言うよりも
苦しい自分に言って聞かせたのであろう。 そのチャップリンの苦労が
のちに幸せの花を咲かせたのである。思えば神様は人間を豊かに幸せに
するためにいつも苦労させるのだ。:格言[苦難のあとに幸せの花が咲く]
▼ チャップリンのコメディの基本となる「悲惨な生活の喜劇化」。
彼の芸は道化師の芸からの頂きで、「サーカスのネタばらし=自分自身
のネタばらし」である。少年の頃から、お金を稼ぐため、大道やステージに
立って注目を集めるために道化師の芸を盗んだ。子供の頃の生活のための
知恵は、万人の心をうつ。『一日を十分生きていれば、どんな場面でも
乗越えることが可能である』が、それが一番難しい。
『一日を充実させる』さえ心掛ければ、十分!
03月07日(火)
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