ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5811,下降感覚の仏教と、上昇感覚の仏教
すぐれた僧侶の筆跡や経の一部となった。そしてしだいに美術品が飾られる
場所となったのである。このように床の間は聖なる場所であるから、けっして
テレビを置いたり、物置にしてはならない。仏壇の横には床の間があるのは、
そこに仏様が座るためと、今になって気づいた次第。
* どこまでが宇宙か
どこからが宇宙か、その前に何時から宇宙が始まったか?という問題が、
これまで世界中の昔より科学者を悩ませてきた。 天体観測の進歩で、星が
遠くに離れていくのが解り、それでは、逆に時間を遡って、その始まりを計算
した結果、137億年前にラグビーボウル大の素粒子が爆発したビッグバン説が、
現在知られているところ。しかし、観測結果から、宇宙全体のエネルギーの
内訳は星や銀河、それを形作るすべての元素のエネルギーは、宇宙全体の
4・4%しかないことがわかった。それでは何か? 実は23%の暗黒物質と、
約73%の暗黒物質を占めていたことである。膨張している先の宇宙の物質が
希薄化している筈だが、それが同じということは、他の宇宙から、
そのエネルギーが、流れ込んでいるのではという仮説が出てきた。この宇宙の
他に、10の50乗分の宇宙があるかもしれないという。 ところで、一般
でいう宇宙は、どこから設定するというのか。1967年の『宇宙条約』でも
明確にされてない。地球の空気が無くなる辺りとか、宇宙船が燃え尽きない
90〜110キロ辺りとか、議論がされている。アメリカは、その辺に対して
消極的になる。上空の領有権の問題が絡んで宇宙船を自由に飛ばせないからだ。
・・・・・・
3974, 超円高というが
2012年02月11日(土)
現在の円高を考える相対的基準に、「ビッグマック価格」がある。
アメリカで4ドル、日本が320円で、一ドル80円で日米が同じ値段になる。
現在のドルは77円だから、ほぼ同じ値段になる。ちなみに中国は半額、スイス
は二倍。2000年には円が107〜108円だった。11年間でデフレの
日本は物価値上がりはゼロだったのに対し、アメリカの消費者物価指数が
30パーセント上がっているので、円高で相殺され調整されたことになる。
日本はバブル崩壊から現在に至るまで、物価の上昇率がほぼゼロなので、
日本の円高は当然のこと。20年前の円は125円で4割ほど上がっている。
円高は、さらにデフレ要因になる。海外から3〜4割も安い商品が輸入
されれば、その分、国内の企業は値下げ圧力が加わり弱体化していく。
特に体力のない地方の中小企業は、この20年間で消耗、弱体してしまった。
その結果として国の信任を失い、株式や、近い将来の国債の暴落要因になる。
日本の国債発行が何と一千兆円になろうとしており、国内の1400兆に
のぼる預金のうち、300兆円の個人債務を除く1100兆に近づいており、
あと数年で、毎年40兆円の国債の発行も限界。その時が国債の暴落である。
国債の暴落は、即金利の上昇になり、4%も上がれば40兆円という実質国家
予算と同額になる。そうこう考えると、ドルの信用の失墜で円高は、この数年
は続いた後、円安という地獄が待つ。それはハイパーインフレという形で、
国民の預金の価値を下げ、中産階級の大部分が貧困層になることを意味する。
更に当分の間、大地震リスクが伴うので、国内企業も外資も、海外への逃避が、
本格化する。 恐ろしい限りだが、ここに至っても、アメリカに充てがわれた
憲法を大事に温存し、自死に向かう道を修正できない。いずれにしても、
10年は茨の道になる。超円高と思い込んでいるが、実は円高でない。
円高は50円あたりで、一度、いって、150円か200円まで円安になる。
そのプロセスで、日本は貧乏国になる。アメリカは、紙切れの価値が下がった
だけで、傷つくのは威信である。
・・・・・・・
3609, 閑話小題
2011年02月11日(金)
* 多数人数の末っ子は・・
新幹線の帰路の車内で、少し離れた席からビールを飲んで話している
グループの一人の言葉にハッとした。「自分は大人数の兄弟の末っ子のため何時
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02月11日(土)
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