ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5714,閑話小題 〜2016/11/06
それは面白いだろう。
・・・・・・
4242, しまった! ー1
2012年11月06日(火)
ー しまった! 「失敗の心理」を科学するージョゼフ・T・ハリナン(著)
誤りは人の常。人はそれぞれのバイアス(体系的偏見)から、自分自身と
世界を見ている。問題は自分で、それに気づかないで、それぞれの岩の中
(バイアス)で一生を過ごしてゾンビになってしまうこと。そして魂の抜け殻
人間になってしまう。そして最期に、「しまった!」と後悔する。年寄りの
顔が暗いのは、そのため。同じ後悔ならバイアスに気づき、出るしかない。
ーまずは、内容紹介ーより
「人間はなぜ、まちがうのか」というテーマについて、面白くてネタになる
トピックを「これでもか」というぐらい集めて分析した内容。たとえば・・
★ レントゲン技師は、画像に写っていた悪性腫瘍の9割を見落とす?
★ トップレスダンサーの収入は、彼女の月経サイクルに左右されている?
★ 黒いユニフォームのチームは、ペナルティーをとられる可能性が高くなる?
★ 人間は、誤りを犯しそうなときは、むしろ「行動を起こさない」という
誤りを犯すほうを選ぶ ?
★ 「セックスした相手の数」を、男は女の四倍も多めに答えたがる?
★ 医師の84%は、同業者がメーカーからの贈与に影響されていると考える。
だが、自分が影響されていると考える医師はわずか一六%しかいない。
★ 人はなんらかの形で自分が不正をしていないことを証明すると、
その後の作業でもっと不正をしやすくなる。
★ 映画を「あとで見る」人は高尚な作品を、「いま見たい」人は
大衆的な作品を選ぶ。
★ キャッシュローンを勧める通知書に女性の写真を載せるだけで、
利率を五ポイント下げたと同じ効果が期待できる。
★ 予備選名簿の一番目に載った候補者は、得票に三ポイント上乗せできる。
★ 投資家は、金曜日の経済記事には月曜日の記事ほど注意を向けない。
★ 人間は、印象の操作など特定の目的のためには平気で話をつくり変える。
★ 無意識につくり変えた話でも、二度三度と繰り返すうちに、
いつしか「記憶」そのものになってしまうことがある。
★ 一般的に、男は自分を持ち上げるために、女は他人を持ち上げる
ために嘘をつくことが多い。
★ 社会的地位や学歴、収入は、全体の幸福度におけるわずか
三%しか占めていない。
★ 人を単純作業に従事させるためには、お金の力がものを言う。
だが、たいていの行動では、人間は総じて金銭的動機には
左右されない。(ゆえに、行動経済学はあまり役に立たない?) などなど、
興味深い話がてんこ盛り。
▼ 多くの事例で人の「まちがい」メカニズムを解明。人はミスを防ぐ
ことができるのだろうかを問う内容。人は自分を騙す動物だが、自分に
騙されている自覚がゼロに近いため、その蓄積が致命傷になる。 本来、
「人生は、しまった」の連続。その最たるものは結婚。9割の夫婦が失敗と
思っているというデーターがある。 人間の最期は死に直面するが、誰もが
シマッタと思う。バイアスに閉じ込められていた自分に初めて気づく。
・・・・・・
3877, フォトビジョン
2011年11月06日(日)
iPadを購入して数週間後、分からないことがあったので買った先の
ソフトバンクショップに聞きにいった。ところが、「それは販売店では解決
できない問題で、直接、アップルに電話をして聞いてください」と、軽く
あしらわれてしまった。その時に気づいたのは、こういう販売代理商品は、
ヤマダ電機などにあるアップルの担当のいる店で買うべきで、販売代理を
している店で買うべきでない、ということ。 その窓口の人が、「ところで、
iPadを購入すると、PhotoVisionというフォトフレームが
無料で貰えるのを知っていますか?」という。買った時に、そんな話を
聞いてない・・ そこで、「以前から興味があったが、買うほどでもないと
思っていたが、タダなら、もらいたい。」というと、急に態度が変わり、
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11月06日(日)
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