ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5618,閑話小題 〜長岡祭の花火
二軒目に切り替えて大型のレストラン風の歯医者に行ってみた。ここは、顧客
サービスの視点から、待合室や診療を現代的に組み替えたシステムで、一度
入って見たかったところ。ロビー兼待合室にはパソコン、マッサージ、何台もの
小型TVありで、マンガ喫茶のようである。歯科医が4人も居る。歯医者といえば、
個人医院が多く唯我独尊の前近代的スペース。誰も語らないが、行きたがらない
ところが多い。そこは近代的歯科医を目指す徳真会グループで、新潟県内では
松村歯科医が数店舗を出店している。10年位前に自宅から車で5分ほどの
ところに出店していたが、私の散歩コースにあった。実際に患者になった感想は、
「ここを知ったら一般歯科医には二度と入りたくなくなるだろう」が感想。
一度だけなので、感想は、その位にしておくが、直ぐにレントゲンを取られ、
それが診療台の前のモニターに映し出されて、こことこことが虫歯になっており、
15回位の治療回数になります。一回の治療の時間を長くし回数を減らすことも
可能という。8年間も歯医者にいってないため、あちこちに小さな虫歯がある。
周囲の人の話だと、年に一回歯垢を取ったり、小さな虫歯を直してもらうとか。
朝晩、マウスウォッシュでウガイを丹念にして、電波歯ブラシで磨いているので
大丈夫と、八年も行ってなければ、それも仕方がないが。
初回もあり、一時間も治療に要した。
* スポーツジムは夏枯れ
会員制度だから、ジムサイドとしての経営上の問題はないが、夏休みに入ると、
昼コースもあるが館内はガラガラ。去年も全く同じ状況で、大地震の影響と勝手
に思い込んでいたが、夏休みで主婦が家に縛られているようだ。冷房がきいて
いるので快適だが、家から出るのも億劫のこともある。「とにかく休まない!」
をテーマの一つにしているが、人が多いより少ない方が良い。日が経つにつれ、
その場の空気に馴染んでいっている。
・・・・・・
3781, ユング ー14
2011年08月02日(火)
* ユング心理学、3つの流れ ー �古典派
(『ユング心理学』福島哲夫著ーP196より)
【 ユングが亡くなって現在に至るまで、ユング心理学の考え方や
心理療法派、主に3つ流れ、古典派、原型派、発達派として続いている。
☆ 古典派= ユングの考え方を、そのまま受け継いでいる。
彼らは「心の深層の象徴的イメージの変容に重点が置かれる。たとえば、
個人の中で男性イメージと女性イメージがどのように発展し、一つのまとまり
あるものとして機能していくか、ということに 注目する態度に代表される。
そして、このような様々なイメージを一つのまとまりあるものとしていく自己
の元型の働きが夢や空想の中にどのように表現されるているかを読み取り、
その働きが活発になるように関わっていく。男性、女性イメージのほかにも、
英雄が龍と戦って勝利するイメージが、母親的なものからの精神的な自立の
象徴と考えられて肯定的に扱われる。また、それまでの古い自分が死んで、
新しい自分が生まれ変わる「死と再生」、あるいは、それが儀式化されて
成人式や結婚式、葬式の儀礼となった「通過儀礼」などの、イメージを個人が
内面で、どのように体験するかということも大事にされる。これは、内面の
イメージの変容をどのように体験して、それまでの自分と、どう違った自分
になるかに大きな関心が向いている。
ー古典派の治療態度とはー
ここで、グリム童話の「かえるの王様」を例にして自己表現を取り上げる。
<姫が気に入りの金の鞠を泉に落として、悲しんでいるところ、蛙が現れ、
条件をつきで鞠をとってもらう。しかし、蛙を気持ち悪く思う姫は約束を
破り、叩きつけてしまう。すると蛙は王子に変身し、二人は結婚をする>
古典派では、金の鞠を「自己」、蛙を、未知なる男性、他者。結婚を自己
実現と解釈する。彼女は他者と初めは嫌々ながら密接に関わりながら、
正面から対決することで大人になり、自己実現(結婚)をしていく。
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08月02日(火)
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