ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5585,お別れの作法 〜②
金融恐慌をせき止めるために、彼は「バズーカ砲を用意した」と。
借しげもな火薬をつぎ込んで、銀行の不良権を買い取る。傷ついた金融機関は、
どんどん重荷を軽くしてあげる。負担は連邦政府が全部肩代わりしてやろう。
迫力はあったが、そのおかげで金融機関の痛みが財政の痛みに転化することと
なった。他の諸国においても、同じことが起こった。その道に踏み込むとする
国々もあったが、結局は、金融の痛みを財政が肩代わりする流れに誰もが
巻き込まれていってしまった。そもそも、リーマン・ショック発生前夜に
おいて、国々の経済は明らかに危険すぎる経済的な高みに上りつめすぎていた。 
だからこそ金融恐慌という名の大洪水力発生した。それなのに、リーマン・
ショック後における国々の財政は、あの高すぎ危険な山の上に、経済活動の
水準を押し上げようと必死になった。≫
▼「日本は既に輸出主導、円高対応、成長戦略を目論む局面から、成熟戦略へ
 入っているのではないだろうか」と、今後の日本の進む方向の転換の必要性
を説いている。今だ「成長なくして生存なし」という言葉が支配しているが、
無理な道理を通そうとするため、財政出動の繰り返しになる。結果として
金融恐慌の原因を作り、そして世界恐慌へ 向かっている。
その限界が年内、2012年問題である。
  ・・・・・・
2011年06月30日(木)
3748, ジャズについて(�) ー「ジャズ完全入門!」� −18
           ー「ジャズ完全入門!」後藤雅洋著 ー �
【 聴き手のほうから音楽に寄り添わなければわからない、という理由は、
 もう一つある。それは、ジャズが異文化に属しているという事実である。
いまとなってはポピュラーミュージック、ロック、それにクラシック音楽も
含めて、我々を取り囲む音楽環境はほとんどすべてと言ってよいほどに外来種
のものとなってしまったので、ことさらジャズの異文化性を取り上げても、
ピンとこないかもしれない。しかしアメリカの黒人音楽として誕生したジャズ
は、その文化的な背景が我々とはかなり違っているので、私たちの素地の
ままの感性で判断しても、その狙いがわかりにくいということがあるのだ。
たとえばカウント・ベイシーのバンドなどは、よく演奏のエンディングを一度
終わったように思わせておき、また繰り返すというような芸を見せるが、
その回数はお茶漬文化の僕らの感覚から言ったら、少々「くどい」と思わせる
ほどなのだが、これは黒人音楽の特徴の一つなのである。...  
(以下、字数の関係上カット12年6月30日)
・・・・・・・                           
2010年06月30日(水)
3383, 「だまし」の心理学 ー1
 二ヶ月前にも、この著者・安斎 育郎 (著)の「不思議現象の正体を見破る」
を、ここで書いたことがある。その中で「だまし」に絞って書いた書である。
重なっている部分が多いが、これはこれで面白い事例が次々と出てくる。
固定観念を巧く利用した手法は、なるほどと感心するが、騙していることすら、
意識をしないツワモノに出くわしてきた。倒産で資金繰りのため、我を忘れて
身近なものから借金のために「だまし」を仕掛け、その結果、詐欺師のウワテ
をいく手法で親戚・友人を騙していくのを身近で見たことがある。
浅ましいというか、見事というか、身が凍るようだった。
 ―超能力や心霊現象に、人はなぜ騙されるのかー 
        「だまし」の心理学ー 安斎 育郎 (著)
  =まずは、アマゾンの内容の紹介より=
≪ 世の中には、さまざまな「だまし」があふれています。最近問題になった、
 マンション強度偽装、食品の消費期限偽装、振り込め詐欺、盗作、必修科目
履修漏れ、テレビ番組の捏造などなど、どれも広い意味での「だまし」です。
また、推理小説や手品、トリックアートなど、人を楽しませるエンタテイン
メントとしての、罪のない「だまし」というものも存在します。本書では、
古今東西、さまざまな事例をとりあげながら、人はなぜだまそうとするのか、

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06月30日(木)
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