ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5584,60歳までに、人生を前倒しをしていて!
根こそぎ否定し、一歩踏み込むことになる。 ーその辺りからー
≪ 哲学の端緒としての疑う行為とは、「何かおかしい」という、現実に対する
 怒りなしには生じえないのです。その意味で、哲学はその出自においてすでに
怒りと密接に絡みあった営みであるということができます。哲学の父とされる
ソクラテスよりも、さらに前の時代の哲学者たちは皆、自然現象のメカニズムに
疑いを投げかけ、これは決して神の仕業などではなく、世の中を構成するもっと
理屈の通った原因によるものにほかならないと考えた。 現代社会とは異なり、
容赦ない自然の猛威に為すすべもない時代、彼らはさ苛立ったことでしょう。
 自然は何からできているのか、世界は何でできているのか、いったいこの世の
本質とは何なのかと。その精神を受け継ぎ、哲学は西洋社会で鍛上げられてきた。
世の中を説明するための原理として耐えうるように。そしてデカルトを生み、
カントを生み、へーゲルを生み、二ーチェを生み、今なお多くの哲学者たちが
西洋社会で怒りを露わにしています。それは現実に迎合したり、諦めを隠ぺい
するために「真理」を妄信したりするような行為とは正反対の、いわば現実に
対する知的抗議ともいえる営みなのです。 怒りは言葉を生み出します。
怒ることを「黙ってはいられない」などと表現することがあるように、怒りは
人に対して言葉を発するよう仕向けるのです。それはまさに哲学の営みにとって
不可欠の要素であるといえます。 ・・・当たり前のことに怒る、わからない
ことに怒る、権力に怒る、従順なだけの民に怒る、自分自身の人生に怒る。
怒るとは、生きるうえでの情熱の尺度であり、それは悩み続ける人生を引き
受ける営みにほかなりません。 まさに怒るとは哲学することである。 ≫
▼ 問題解決には、粘り強い思考が要求される。単に感情をぶつけ合うのでなく、
 エネルギーを出し合って、ベストの道筋を考え出すのに怒りを利用すればよい。
創業は、正に怒りの連続になる。目に見えないものを独り信じ、一つずつ積み
上げていく。そこに計画通りにいかない苛立ちと不安と怒りが、自分の行為の
エネルギーになる。また考えるヒントになる。哲学者の中島義道の著書の中で、
彼が怒りっぽいことを具体的に書いていたが、この本を読んで、納得。
この一連の出来事で、多くの怒りに直面してきた。その都度、目を背けないで、
怒りの本質を凝視してきたが、成るほど、そこに経験者しか知りえない道理を
見ることが出来た。手の裏を返してきた彼等。 ああ、そうだったのか!
という気づき。それもあって、「怒るとは哲学することである」という言葉は、
実体験で非常に理解できた。結局、人間は色いろな究極の場面で、品性が出て
くるもの。それも、マイナーの方が表立って噴出してくる。年齢を重ねるほど、
哲学(考えること)する必要性がある。何故、あの時、あの人は、あれだけ
怒ったのだろう? 何故、私は、あの時怒ったのだろう? あの時の感動で
何が変わったのだろう? 感情の最たるものは怒りと感動?
・・・・・・・
4113, 世界は動き出したようだ!
2012年6月29日(金)
  * イスラエルのイラン攻撃の時期
 イスラエルのイラン核施設への攻撃が、現実味を帯びてきた。それに備えて
イスラエルは与野党の大連立政権を樹立した。時期は米・韓大統領選挙の前か、
直後の辺りか。シリアの内戦は、その上空をイスラエルがイラン攻撃をするに
丁度良い。反政府軍への武器の供与は、イスラエルと西側がしているはず。 
イランを援護するシリアに対し、西側寄りのトルコが攻撃する機会を伺っている。
イランは半年以内に原爆製造の最重要部分が完成する。それが攻撃の根拠。
11月の米・韓大統領選挙は、現政権にとって、最も有効にはたらく。
それとギリシャ・スペイン発の世界恐慌発生が何故か重なる。中国も日本も、
この時期に政権交代期である。 オリンピックが終わる八月半ばから政治も
経済も世界情勢から目がはなせない。既に世界はカオスの入っているが、

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06月29日(水)
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