ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5428,人生で最も大切な技術 ーH 幸福は可能か
避けるために、戦略的に一時期に自分を閉じてしまうことである。そういえば、
私の午前中の時間の使い方がそうだ。明らかに独りになり自分の世界に
沈潜している。午後からは、シネマやTVで映画をみたり、スポーツジムに
行ったり、SCで買い物をしたり、図書館で本を読んだりして、外界に触れる
ようにしている。砂時間沈潜でしかないが・・ 社会という森林の中の、
一本の木(事業)から離れ、自分自身に撤退し、自己沈潜をすることは、
人生の義務である、とすると、身に沁みて理解できる。成るほど、独り部屋で、
音楽を聴いたり、ネットサーフィンをしたり、随想日記の下書きをしている
時間が至福に思えるのは、その義務を楽しんでいるため。
社会から自分独りの世界への撤収、そして沈潜だが、浅い。
・・・・・・・
3957, 他人を責める「新型うつ」について ー3
2012年01月25日(水)
* うつ病患者と自殺の異常増加の原因とは
ー日本の論点2012ー 他人を責める「新型うつ」片田珠美
このレポートで「増加の一途のうつ病患者」について、次のようにある。
≪ 国内のうつ病の患者数は、1996年には43万人程度だったのが、2008年には
100万人を超え、いまや15人に1人が、生涯に一度はうつ病を経験するという。
うつ病の増加は、日本だけでなく世界的な傾向である。1970〜80年にかけて
おこなわれたコロンビア大学による世界各地の疫学調査では、北米.西欧州、
中東、アジアなどの各国すべてで、うつ病が増えているとの結果がでている。
アメリカでは年間2000万人がうつ病にかかり、全米保健統計センターの調査で、
1994年には2万人程度だった子どものうつ病が、03年には80万人と、なんと
40倍に増加したと報告されている。 ・・・≫
▼この異常の増加には、製薬会社の陰謀?があるようだ。DSMという米国流診断
基準が大きく影響しているという。「うつ病とは何か」を考えることをいったん
止めて、「うつ病とは、これこれといういうもののこと」と勝手に定義をして、
その基準にあわせて、それまで病気でないものを、どんどん、「うつ病」に
仕立て上げていった。要するに、うつ病の基準を広げ裾野が広まったための増加。
それと時を同じくしてSSRIという抗鬱剤の新薬が販売された。ちょっとした
落ち込みでも「うつ」でないかと、直ぐに受診する人が増え、この薬を飲む人
が急増していった。「うつは心の風邪」というキャッチフレーズは、この新薬の
発売にあわせて広められたもの。しかし、この薬が普及するにつれ、自殺者の
数が爆発的に増えていった。実は、この薬は自殺念慮を惹起させる副作用
があるという。また、イライラや攻撃性が強くなる作用があるという。
ある温和な人が突然、狂ったように人の陰口をいっている現場を見たことが
あるが、あれは薬の作用だった?とすると、納得する。ハッピードラッグの
副作用も、一つ間違うと大きな挫折を伴うことになる。私も何人もの身近の人に、
気楽に通院を勧めていたが、ハッピードラッグの副作用までは知らなかった。
合法的とはいえ、ドラッグはドラッグ。 考えてみれば酒も一種の麻薬の類。
これもハッピーウォーターになる。疲れや心を癒すが、一つ間違えればアル中。
うつを和らげるが、身体に蓄積していく。
・・・・・・・
3592, 閑話小題
2011年01月25日(火)
* ワールドカップとオリンピックの差
「日本人は、ワールドサッカーとオリンピックの差がわかってないのでは?」
と、塩野七生。オリンピックは建前としても、素人の戦い。それに対して
ワールドサッカーは、選ばれし金稼ぎのプロが国の名誉と、自分の商品価値を
上げるために死力を尽す。勝ち上がらなければ、何の価値もない。この辺の
ところが日本人には分かってないので、マスコミの報道に首を傾げるという。
見ている方は、それを肴に盛り上がりゲームを楽しむ。しかし日本のマスコミ
も国民もオリンピックの延長上で論じていているから、奇妙なことになる。
勝てば官軍、負ければ敗軍になって当然である。オリンピックも銀銅をなくし
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01月25日(月)
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