ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5395,自分史の書き方  ー⑦
預けているお金が増えている」というだけのことなのだ。 日本の場合、
結論的には国(政府)の借金がいくら増えても問題ないのだが、ただ一つ国
(政府)の借金が増え続けるとヤバイ場合がある。 それは「外貨建てで
外国から借金すること」である。 これの典型的例がギリシャだ ≫
● ≪「財政赤字額のGDP比は2倍と世界一、財政再建待ったなし」
 「IMFも日本の財政赤字を問題視している」「国債発行は子孫にツケを残す」
「家計貯蓄が減少傾向なので国債の買い手がいなくなる」「景気対策のための
財政出動の必要性はわかるが財源がない」「よって消費税増税は避けて通れない」
「事業仕分けなどにより財政支出を削減せよ」といった発言が総理大臣を
はじめとする政界や言論界学界に溢れているが、これらはすべて誤りであり、
悪玉視されている。 財政赤字こそ日本経済をデフレから救う善玉だという。
また現下の日本の財政余裕度なら、余計な心配をせずに国債を発行して
公共投資や技術開発を促進することが可能という。
 * 財政赤字善玉論のポイントは
1.政府赤字が増減すれば民間(家計&企業)黒字が逆方向に増減し、
両者を併せた円立て金融資産の総和は常にゼロ、故に円立て政府赤字のみを
取り立てて心配しても無意味。 外貨を含む金融資産の総和(対外純資産)
は重要だが、日本は世界一の純資産と経常黒字を続けている。因みにIMFは
外貨立て純債務と経常収支のみを注視している。
2.そもそもカネはいくらでも創出できるので本質的な存在ではない。
モノこそが重要であり、モノが不足すれば国民は 確実に困窮する。
デフレの時期には政府赤字(財政出動)を増やしてGDPを増大させ、現在の
所得を増大させる共に将来のモノ作りの準備に投資すべき。従ってデフレ時の
財政赤字は極めて重要であり、子孫にツケではなく資産を残すことになる。≫
▼ これでは、国内向け国債を無制限に発行し、節度ある投資を果敢に
 すべきであるというが、何か、変。しかし、著者は、その辺りの疑問を
 問いにたて、答えている。 お勧めの本である。
・・・・・・ 
3923, 閑話小題
2011年12月22日(木)
   * 北朝鮮のドン様が亡くなった
 北朝鮮の金主席が、お隠れになった。三男が後継者になって、当分は
内部把握に集中せざるを得ないか、早々のクーデターが起こるか。体制が
体制だけに、誰も今後の予測は不可能。 国家としての理想といえば、
若手軍部の蜂起が起きて、中国に類似した開放政策をとる集団指導体制
をつくりあげることだが、無理だろう。 このまま三代目への権力の移動が
順調にいって、今までの延長も考えにくい。中国にとって都合の良いのは何?
と考えると、リスクを負ったとしても若手軍部のクーデター。とすると数年後、
閉鎖的な老いた軍部が実権を持った後に、若手が金一家の追放というのが筋書
として見えてくる。その意味で、安物の時代がかった物語が進行していく。
ドン様の御陰で、国民はたまったものではないが、軍部など、これまでの
体制の役人の利権は大きく、これを根底から潰すことは至難の技。
   * 歪んだ年寄りに近づくな! 歪むな!
 まさか自分が65歳になるとは!と、妙な感慨にふけることがある。 
そして、ふと自分を振り返ってみて、「自分が歪んだ年寄りになりかけている?」
と、疑念を持つことがある。 同年代の歪みが見えるからである。老化は心まで
歪んでくるというが成る程と思うことしきり。他者を見れば一目瞭然だが
自分には見えてない。法事などで年寄の愚痴を聞くと無上に悲しく思っていたが、
自分が、その年齢になってしまった。それは合わせ鏡で、自分で気づくしかない。 
教養とは、そのために必要な知識だが、年齢には叶わない。肉体と精神が相まり
人間性が作られるが、肉体が老い、病気がちになると精神も歪んでくるのが
自然の摂理。 その結果が老醜というやつ。 過去の仕事柄、色いろな人間の
内側が見える立ち位置に長年いた。そして40年近くの事業で因縁のあった

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12月22日(火)
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