ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5373,楽しむことを人生の目標に 〜④
すべきでないということ。しかし、・・  この「しかし」が、人間を
迷わせる内語になる。悪事は結局、回りまわって自分に帰ってくる。で、! 

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2011年11月30日(水)
3901, 精神力ーその偉大な力  ー2
  ▼ 世界でもっとも重要なもの
著者が言わんとすることは、「原因の世界に住んで努力を続ければ何事も必ず
実現する。成すべきことを成し遂げれば、何事にも光がさし込む」ということ。
精神力とは信念のことをいい、確たる目標に対する継続した努力をすれば、
その努力が信念になっていく。そこには、当然に難題が立ち塞がるが、それには
必ず対策がある。そう信じることが信念。ここで、エマソンの次の言葉を引用。
「すべての個人には共通の一つの心がある。各人は、同じものの一つ一つの、
また同じものの全部の入口である。この普遍の精神に触れた人は、実存するもの、
あるいは、行われうることすべてへの仲間入りをした人である。これこそ唯一の、
そして最高の力だからである」 この辺は、中村天風の積極一貫の精神と同じ。
精神ー信念は、自然界が全ての人に贈った要具である。
それを使いさえすれば人生は美しく、光栄に満ちたものになる。
   ▼ 人が知識を得る三つの方法
 ◎ 知識を得るには、科学的方法があり、経験と実験によるわけ。 
 ◎ 二つ目は哲学的方法であり、それは理知による。
 ◎ 三つ目は宗教が用いる神秘的方法もあり、内心的に感知する。 
この三つを組み合わせたときこそ、満足する結果が得られることを著者は見出す。
   ▼ 人生は胸おどる冒険 、苦難は間違った考え方の結果
 「大生命力は実在します!それを生きなさい。人は大生命力のなかの、自覚を
持つポイントです。精神は大生命力の法則、生命が作用する方法、創造のための
大生命力の要具です。それを使いなさい!」そのためのドアは、本人が開けな
ければならない。不快、失敗、不満などの苦痛は、当然なすべきことをしてない
結果に過ぎない。その苦痛は心の使い方を不健全に使っていることを忠告して
いるに過ぎない。その反対に、幸福や裕福や健康や心の平和を、正しく考え、
正しく行なっていることに報いる自然界一流の方法です。 
 ホランドの詩に次のようなものがある。
「天国は、ひと跳びに行けるところではない  登るはしごを建造するのだ
低い地上から、まる天井の空まで― はしごの横木を一つ一つ登っていくのだ」
いかに思うかを学ぶことは、いかに生きるかを知ることだ」と、皆知っている。 
しかし信念の在り方を変えなさいと力説する人たちも、どうすれば、それが
できるかを教える人は、非常に少ない。
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2010年11月30日(火)
3536、沈黙せよ!
「語りえぬものからの問いかけ」という東大駒場〔哲学・宗教・芸術〕連続講座ー
《「言い表せないもの」の詩学 −チュッチェフ『沈黙』の逆説ー沼野充義 》
 の「沈黙」という詩に、思わず息を飲んでしまった。 何か、毎日、自分が
書き続けていることを根底から否定されたようである。否定されるほどのものも
無いことを私が一番知っているから書いているだけ。ーまず、以下の文と詩からー
【チュッチェフには「沈黙」と題された詩がある。この詩人は、ドイツ・ロマン
 主義の影響の色濃い哲学的・思弁的な作風で知られ、バラティンスキーと
並んでロシアにおける思想詩の系譜の一人とみなされている。「沈黙」も、
そういった傾向を代表する彼の初期の代表するチュッチェフ初期の代表作の
一つ、ロシア人なら誰もが知っているほど有名なものです。
文豪のトルストイはこの詩に感激し、「なんという驚くべき作品だろう! 
これ以上の優れた詩を私は知らない」とまで言ったと伝えられていす。
それほど有名で優れた詩であれば、これまで多くの専門家によって数多くの
研究や解釈がなされてきたのも、また当然のこと。・・ 翻訳で読み、解釈
するという作業にはどうしても限界がありますが、そのことを肝に銘じたうえ、
それでも何かを読み取ることができるかどうか、読解を試みてみましょう。

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11月30日(月)
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