ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5368,世間、社会、会社の意味とは ー③
人は美人というだけで性格まで良くなってみえたり、言葉遣いが丁寧という
だけで誠実な人と思い込んでしまう。その心理傾向は、背中から、まるで
光がさして見えるため、背光効果=ハロー効果といわれる。一流企業の業績や
人事制度についての評価がいかに、このハロー効果で歪められているかが問題。 
一流大学を出ているだけで優秀とは限らないのと同じ。
   * ピーターの法則
 これも学生時代に知った法則。Aさんは平社員に能力を発揮、係長になり、
そこでも活躍し、課長、そして部長になる。しかし、その能力は、それが限度。
そして、そこに留まり続けると、ハツカネズミが回転の輪を何時までも回り
続けるのと同じで、ロボットのような限りない無能化に陥ってしまう。それが、
すべての階級で同様なことが起こり、やがて無能なA部長、無能なB課長・・と、
能力の限界に応じた最終段階に達したバカばかりになってしまう。いずれの
会社も、よく見れば無能者の群れ。これを「ピーターの必然」と言い、
「やがてあらゆるポストは職責を果たせない無能な人間によって占められる」
ことになる。いずれの破綻原因は、その果て。それもあり10年転職、
10年転業説が出てくる。その度、悪くなるのが殆ど?だが・・・
 ・・・・・
3896, デフレの最近事情
2011年11月25日(金)
 先日、鎌倉に日帰りで行ってきた。JRの期間限定の特別料金で新幹線往復
も含め昼飯付きで一万円。大よそ半額である。その数日前に家内がディズニー
ランドに遊びに行った時、義妹と御台場のホテル日航に泊まったが、交通費と
宿泊代を含めて一万八千五百円。割引パックの場合、景色が良くない格下の部屋
になるが、「今日は特別、良い部屋にしておきました」と、東京湾が一望できる
部屋に泊まったという。デジカメで撮った東京湾の景観と部屋からして二人で
三万はする部屋。ホテルには客が少なく、家内がいうに「 サービスをして
くれたのでは?・・」とか。 これも大よそ半額割引。それとシネマが60歳
以上が千円、これも充分価値がある。また毎月の一日が、年齢に関係なく全て
千円で、その日に客が殺到する。何度か書いているが、最近ランチを週二回は
食べに行っている。(そのうち、一回は家内と一緒)家内が情報を仕入れ、
ついていく。それもあってランチとはいえ十分満足できる内容である。 
牛肉も、高級魚も、不況のため、居酒屋や、回転寿司のネタになるほど、
値下がりをしているためである。鎌倉コースは行きも帰りも新幹線の自由席は
満席に近い状態。行きは旅行客と通勤客が半々。寺から鎌倉駅までのタクシーの
運転手に、「景気は、どうですか?」と聞くと、「大震災直後の売上は半分まで
落ち込んだが、現在は、それでも回復してきたが、元に戻ってない」という。 
このデフレの中、事業主はギリギリの状態。その上、資産デフレも重なり、
経営資源の枯渇が激しく経営を圧迫している。これにTPPの参加問題もある。
これは農業だけでなく輸出関係も影響してくる。デフレに大きく関係している
のが情報化である。ここで携帯電話がスマートフォンに変わりつつある。
それが、少しでも安くて、良いものを提示してくれる。 お客にとって
ベストだが、売り手にとっては常にベストを維持しなくてはならない。
消費者は収入が減っている上に、情報だけは過剰に?流れ込んでくる。
事業側はコストがかかる反面、お客の目は厳しくなっている。
 デフレ以上に恐ろしいのが、次にやってくるハイパーインフレ。 
二年前の同日(下にある)に、偶然、デフレについて書いていた。
・・・・・・
3531, 専門家を疑ってかかれ!
2010年11月25日(木)
  * 「ローゼンハン実験」 ー専門家の先入観を疑え―
 先日の朝日新聞の勝間和代「人生を変える法則」のシリーズに、
以下の実験に関する法則の紹介があった。医学など、こんなものだろうが、
アメリカ的で何とも面白い。 まずは、その内容から・・
【 精神分析学に、「ローゼンハン実験」という有名な実験があります。

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11月25日(水)
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