ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5344,自殺っていけないの? 〜身の下相談
どん底の凍りついた瞬間を思い出した! 数分前から恐怖で呼吸困難、頭の中は
真っ白!「こんなはずでなかった!」という言葉。躊躇するほど恐怖が倍増
してくる。ワッーという感じで飛び込んだが・・ 高層ビルから投身自殺を
しようとして、2Fで何かに引っかかり九死に一生を得た人のインタビューを
TVで見たことがあるが、その直前まで意識があり、鮮明に落下していく光景が
見えていたという。ロシアン・ルーレットも、こんな感じだろう。
快感のところもあるようだが。
・・・・・・
3872, 一人旅
2011年11月01日(火)
一人旅を過去に何度かしたことがある。北海道と九州に、それぞれ10日間と、
大学を出て四日市に勤務をしたときに、紀州の尾鷲に一泊したこともあった。
金沢で修行していた時には、観光バスの日帰りコースで能登半島に行ってきた。
23歳から26歳の4年間、精神的な体力が出来たころである。一人旅には、
それに似合った時節がある。27歳で結婚し、事業の立ち上げを始める直前。
振りかえってみると、その時節しかタイミングがなかったのである。
一人旅をすべき時節に、すべき事をしていたことになる。一人旅は思い立ったら、
駅の旅行センターで、「一週間ほど北海道の一人旅をしたい」といえば、
窓口の担当者が、そのルートを一緒に組んでくれ、列車と宿の手配をする。
そして、そのルートに従えばよい。一度、列車に踏み込めば、不安とか、孤独感
はなくなる。 若さもあり、一人旅そのものに酔っている部分もあった。当時の
記憶が少ないのは、目先が変化変化の連続で、刺激の強い日々だったからである。
現在、一人旅というと、面倒という思いが先にたつ。しかし今から思うと北海道
も、九州も思いで深い。人生を振り返ると、それぞれの時節の思い出があるが、
特に旅行の思い出は大きい。北海道は、青森から青函連絡船に乗り、函館、札幌、
釧路、網走、旭川、函館と周遊した。北海道の旅も、一歩踏み出すと気まま。
結婚してから10年間は家内と国内旅行ガ中心だった。事業と家庭中心で、海外
旅行に切り替えたのは15年経ってから。卒業記念に海外への一人旅が流行り
だしたのは、私が卒業をして数年してから。しかし当時の私の精神的体力では、
海外の一人旅は無理。私の知人ではオーストリアが二人、イタリアに一人、
留学をした。それと幼稚園から高校まで同窓で、慶応大学教授になった直後に
亡くなった男が、学生時代に欧州を数ヶ月一人旅をしたといっていた。
そう、新潟県活性化案を一緒につくった松下さんも、一年間、彼方此方の
アメリカの大学を聴講してまわったとか。 感受性の強いうちに世界を見ると
見ないとでは大違い。それも一人旅で・・ 幕末から明治維新にかけ、外国に
行った人と、行かなかった人と、その後の活躍が違っている。明治政府の高官
になって、新しい政府つくりの邁進したのは、前者が多い。一人旅は変わって
いく景色を見ながら、独りブツブツ呟きながら思いにふけるもの。
11月01日(日)
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