ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5318, そもそも教養とは何だろう
                 ゴードン ベル , ジム ゲメル (著)
 ― 内容(アマゾンの紹介文より)ー
人の記憶力には限界がある。だが、あなたの見聞きしたもの、触れたもの、
そして普段は気にかけない自分の位置情報や生体情報まで、人生の「すべて」
をデジタルに記憶させれば、いつでも簡単に検索して取り出すことができる。
仕事に役立つのみならず、病気の兆候を発見することや、いずれはヴァーチャル
な分身に人生を語らせることも可能だ。いいことずくめの「ライフログ」の
時代はやってきたのだ!みずから「人生の完全記録」を試みるコンピューター
科学の重鎮が、その基本概念と可能性、実践法までを情熱豊かに語り尽くす。
(ビル・ゲイツ)
▼ 序文をビル・ゲイツが書いている。著者の二人はマイクロソフトの主席
 研究員と、研究員。特にIT業界で名が知られている70歳を超たゴードン・
ベルが、人生のすべてを記録し、「完全記憶(トータル・リコール)」として
利用することの可能性や実現方法を語っている。 PCの性能やストレージの
容量が劇的に向上しているこの時代、今までの人生の膨大の「思い出」をほぼ
保存していくことは、そんなに遠くない未来に可能になるという。10年近く
前にHPを立ち上げ、それまで読みっぱなし、書きっぱなしだった読書感や、
毎日の思いを公開することで自己啓発をしようと発念し、現在まで、ほぼ
休むことなく続けてきた。ネタ探しを含めると、一日2〜3時間は要る。 
で、この程度。 更に、これまでの旅行記や写真や、過去の思い出の写真も
ネットに載せ公開することにした。それが「ライフログ」だったのである。
五十歳代の10年間30年分の人生を圧縮して押し込んで生きようと考え
実行した結果である。もう一つの秘境・異郷旅行と二本立ての一本である。
まず習慣化し、それが苦痛を乗り越えれば私にとって黄金の習慣になる、
と思いつめて続けてきた。ところが先日、この本を手にとって「これだった!」
と思い知った。10年間が一つの目安と本文中にあったので、この習慣も、
ある時点に到達してきたのである。 著者の内容をみるとスケールも深さも
違っている。当たり前のことだが。しかし膨大のエネルギーを投入したのも
事実である。 「ライフログ化」というコンセプトのブログや商品も出てくる
はず。特にタブレット式パソコンのソフトは狙い目になる。 
私も10年のキャリアがあるから、経験を生かせる筈だが。
面倒か!夕飯でも、ペットでも、自分の毎朝の8時の顔写真でも、毎日
デジカメで撮り、ブログで載せ続ければ、それもライフログの一つになる。
高校の同級生が卒業してから46年以上、手帳に毎日、仕事、私生活を
木目細かく書き続けてきたという。 
 ・・・・・・・
3106,返済猶予法案の成立から見えてくること! ー4
 2009年10月06日(火)
 昨日のブログに、朝日新聞の「記者の目」の山田厚史の内容を取上げたが、
以下は、それをメールで教えたくれた林さんとの遣り取りを、コピーしたもの。 
林さんの御蔭で金融の動きには非常に鋭敏になると同時に、自民党から
民主党に変わると、政策の根底がここまで大きく変化するのに驚いている。
* 堀井 様
 拝見しました。 今日の朝日新聞では、「私の視点」欄の「記者の視点」で、
テレビにもよく出てくる山田厚史と言う人が、「モラトリアム 金融行政の塾足
を債務者に」と題して書いていました。ここでは、「銀行が3年ほど元本を据え
置くのは無理なことではない。金利が入ることが大事なのだ。」と手のひらを
返す書き方です。そして、この転換の理由づけとしたのが、貴兄も触れられて
いた10月3日の読者の声欄の投稿です(これは立派な投稿でした)。 
あと一点、「視点」の内容で私が注目したのは「日銀統計によると全国145銀行
の中小企業融資残高は7月末で177兆円」と書いている点です。
実は前の貴兄へのメールでは書いていませんでしたが、私が指摘したもう一つの
点は、社説に書いていた「関連融資総額280兆円」としていた点です。

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10月06日(火)
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