ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5296,『自分を超える 5つの法』とは  〜『自分を超える法』ー③
世界のどこかに私だけに宿命づけられた一人の配遇者がいる。その人に
出会わなければならない。出会いさえすれば永遠の幸福が約束される… 
この赤い糸イデオロギーは幼児期からさまざまな物語を経由して、子ども
たちに植え付けられます。この幻想から自由であることはきわめて難しい。
そのイデオロギーに悼さすかたちで結婚情報産業が呼びかけます。
≪「この世の中に、あなたにだけ約束された人がいます。あなたはまだ
その人に出会っていません。何故でしょう? それは『出会い』が足りない
からです。私たちが、その出会いを提供しましょう。もちろん有償」・・ ≫
「あらゆる結婚は(と申してよいでしょう)「これは失敗だったな」という
後悔を当事者たちにもたらします。必ず。 だから、ご心配には及びません。 
僕たちは配属者の選択において、必ず間違いを犯します。そして、後になって
「なんで、こんな人と結婚しちゃうたんだろう…」と空を仰ぐことになる。
・・ そうですよね。頭に血が上ると「この人こそ世界でたった一人の私だけ
のための人だ」というような夢想に酔うが、普通はあまり継続しない。
「では、結婚しましょう」ということになり、両家の親族に挨拶に行き、
新居の家具を買いに行き、式の段取りをしているうち、「ほんとにこの人で
いいのかなあ」という懐疑の念が兆してくる。「赤い糸イデオロギー」は
平たく言えばただの夢想ですから、現実の「やすり」でこすられるとポロポロ
と剥落してくることは避けがたい。何となく「マリッジ・プルー」になっている
うちに新婚旅行に行き、そこでいびきをかいて寝る夫や、トラブルが起きるたび
「あなた、なんとかしてよ」ときいきい叫ぶ妻にうんざりし、婦りの飛行機の中
では口もきかないというようなことが起こる。 いや、これは「あなたの場合」
じゃなくて、ほとんど全て(95%くらいの)夫婦についてなさていることなんです
から、ほんとうは少しも心配するには及ぱない≫
▼ これを読むと、社会の見方と人生観が一変する人もいるはず。とはいえ、
 やはり夫婦というシステムは、一部動物と人類が作りあげてきた。やはり、
結婚と、その後の我慢はしておくべき。身も蓋も無い話だが、そういうこと。
 ・・・・・・
3824, 閑話小題
2011年09月14日(水)
   * スポーツジムに通って半年、その効果は?
 月に一〜二度位しか休むだけで半年間ほぼ皆勤でスポーツジムに通っている。
スポーツジムの休日の金曜日と日曜日は市の公民館の中のスポーツ施設に行くが、
変化があって、これはこれでよい。お陰で体調は、非常に良くなった。足腰が、
この数年来、重くなってきたが半分以上は元に戻ってきた。 健康ジムの
「イージーライン」というプログラムに参加しているのが良い。12人一チーム
で、若い女性のインストラクターの掛け声で、全員が互いを意識しながらやる
ため、手抜きは最小になる。特に初めと終わりのストレッチが、非常に良い。
ここが要と、入念に足腰の関節部分に気持ちを入れる。このストレッチを早朝の
ミニ・サイクリングの途中の土手のベンチの横で休憩の合間にもやるが、いま
一つ気合が入らない。 あの場でやるから良いのである。二年前に、酷い腰痛
になってから、居間や書斎の椅子に、低反発クッションを、寝床には低反発枕
と低反発クッション、居間には腰痛用の健康機器を入れたため、腰痛は最小に
収まった。そこに更に、健康ジム通い、体には良いはずである。また健康ジム
そのものが持つ明るい雰囲気が良い。ここで痛感したことは、足腰に大きな
重圧がかかっていること。それを一日に数度、丹念に揉み解す習慣は最重要事項。 
歳を重ねると足腰の弱体化から自然に猫背になっていく。これが、良くない。
前かがみの老人は不健康に見える。「老化すると、人は老人になる」というが、
老齢期に人生のそれまでのツケが一挙に老い被さってくる。そこで、まずは
足腰と、頭の老化は人一倍、気をつけないと・・
 成るほど、老いるとは、辛いことだ。
  * 老老介護

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09月14日(月)
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