ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5245,ペットの話
の替わりに日本力士が大関になる筋書きになってはいたが、今場所は難しい。で、
・・ 全体が阿吽の呼吸で場所全体の筋書きを創作するといえば、恰好がよいが、
阿吽の談合が大相撲の本来の伝統?「それを今さら何をいっているか!」が、
彼ら役者(親方を含め)の言い分である。それをいっては御終いだが、
事実は事実。現在の協会が解体されれば、国技?を前提にした税金免除だけでなく、
これまでの備蓄金も没収される。せっかく日本的伝統を長年かけ、つくり上げて
きた親方制度の蜜が吸えなくなるため、親方衆が保守的になるのは当然。
で、今場所は、どうも、こうも、「僕らは、そうすれば良いの?」が、露出して
いるから、これほど面白い場所はなかった。今場所は、優勝は大関の日馬富士。
大関に一歩及ばなかった一人を含めた関脇の三人が、大関に向けて一線に並んだ。
また、八百長で20数名の力士が追放された効果で、若手が一挙に十両・幕内に。
地位は人を作るで、数場所で、それなりの実力が備わってくるはず。
その怪我の功名で、相撲が俄然面白くなってきた。この傾向は数年は続くだろう。
有望な力士も、古参に苛められ若いうちに、その力が発揮しないうちに枯れて
しまうのが、これまでのパターン。その上に、貸し借り、金銭のやり取りで
昇進が決まってくるから関取になったと同時に変になってしまう。その意味で
当面は大相撲は復活するだろう。 若手有望力士の台頭がテーマでキャンペーン
をはれば良い。ということは古参力士の大量引退劇が始り、相撲自体が新鮮に。
何処の世界も同じ。老兵は消え去るのみか!
・・・・・・・
3408, この国の終わり −4
2010年07月25日(日)
* 「取り繕い」国家の「その日暮らし」民族
ー(P・53) 原爆を落とされる直前まで、私たちはせっせと竹槍を作っていた
のはつい最近の出来事である。いくら資源不足の国とはいえ、なんとも象徴的
な風景ではないか! それが何になったか。この大悲劇の教訓は、その後も全く
生かされなかった。現在、足音高らかに近づいた究極の世界的大陰謀という
「目」に対し、私たちの「目」は老眼にかすみ、日本民族総家畜化という「歯」
に対しては、私たちの「歯」は全部抜け落ち、入れ歯さえもちあわせていない
のである。 この世界は常に修羅場であり、「決闘の場」なのである。いったい
世界で昨日今日何が起きているのかが、わかっていない。 新聞に書いてある
程度は読んでいるかもしれないが、その記事を疑う段階までは決していかない。
ブッシュの言動と小泉の言動の間にある因果関係を考察する意欲もない。
ということは、即、明日の自分の命には無関心だということである。なぜか?
考えるということができないからである。目にはカラオケ、歯にはパチンコで
毎日を過ごしているのである。明治国家がインスタント国家であり、急場しのぎ
国家、間に合わせ国家、一夜漬け国家、ツギハギ国家だったことは確かなことだ。
世界のあらゆる事情に応急対応を迫られ、いずれかゆっくり腰をすえ・・
と一時しのぎのつもりが、ずるずるここまで生き延びた。
▼ 現在の民主党の沖縄軍事基地の対応も、まさに著者のいう「取り繕い」
そのものに終始している。この本が書かれて4年経ち、その二年後にリーマン
ショックがあり、世界に先駆けて国家存亡の危機に立たされている現在でも、
ただ「その日暮らし」の政策しかたてることが出来ない。4年前には、この著は
「過激」に受け止められたが、現在ではご覧の通り。自民党と民主党という
二大政党の看板はあれど、旧態以前の体質は変わってない。軍事も、金融も
米国に支配され、身動きがとれないで、ただ目先を「取り繕い」、
「その日暮らし」をするしかない。ほぼ完全占拠されている現実が直視できない。
軍事ひとつとっても、ほぼ全て米国製。部品補給をストップされれば裸同然に
なる。中国、北朝鮮の防衛の一環のための米軍基地の配置というが、実際は
日本の軍事占領。金融も、アメリカ国債に500兆円も買わされている。
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07月25日(土)
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