ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5230,閑話小題 〜古希を過ぎると!
また江戸時代に明恵という坊様が、夢世界の著書を書いている。
著者のコリン・ウィルソンは、これまた面白い人物で、「アウトサイダー」
以来一貫して、「現代人の精神の貧困を問題視し、その原因と克服の道は何か」
を問い続けてきた人物。この著書は、序文から終わりまで、息をつかせない
ぐらい濃い。 オカルト、共時性(意味ある偶然の一致)、能動的想像など、
ユングの神秘的側面を明快に説いている。この本を読み返したと同時に、連日、
不思議な夢を見ている。私の人生の節目時に、ユング心理学を通して自分を振り
返るに丁度良い機会と、怖いが、オカルト世界を再度、覗いてみたい。
一笑にふすなら簡単だが、この世界は踏み込んだものしか知ることが出来ない。
この10年哲学を独学してきたので、オカルト世界を探索し戻ってくる命綱
(哲学が)と気休めもある。ユングは、内面の対話を重視した心理学者。
ソクラテスの対話法にも影響され、患者との対話と、バランスを重視した。
「汝自信を知れ」を潜在意識に求め、それまで科学者がタブーにしてきた
オカルト世界の神秘世界に正門から入っていった。ユング関係の本を数冊、
目を通しため、毎日、明らかに潜在意識の地下世界の夢を見ている。
この手の世界は自分の内面の意識下の何かを刺激する。 以前から、ここでも
書いているが、人より強い?霊感が私にある。ネット世界になってから、
この手の話題は静まった。 直感、霊感より、ネットによる認知が強くなった
のでは?と思われる。何が今さらユングだが、でもユングはユングである。
それで何を知ることが出来る? 宇宙の外のXとやらを何でもよいから、
ネットで公開したら良いではないか。神秘主義など、情報不足のなせる技。
で、終わってしまう。 
・・・・・・
3393, 閑話小題
2010年07月10日(土)
  * お金の恐ろしさ
 金の持つ威力、魔力は今さら言うに及ばない。では、その恐ろしさを本当に
知っているかというと疑問? その魔力の金を金融工学で創りあげ、破壊した
のがアメリカである。 金があれば世界の9割が自由になるし、無ければ今日
明日の飯の心配をしなかればならない。1万円を持って千円の買い物をするのと、
1千円を持って1千円の買い物をするとでは気持ちの余裕が違う。身近で金に
まつわる人間模様を見ていると、その恐ろしさを実感する。親戚が親からの
相続で大金が入ったところが、人相と着ているものが様変わをした。
環境=条件が人をつくる典型的事例である。逆の話しは幾らでもある。 
だから、その恐ろしさを充分に知り尽くさないと・・・・
  * 再びユーチュウブについて考えてみる!
(字数の関係で中間カット2012年7月10日)
  * 不機嫌とイライラ
 歳をとるとともに人間は円熟していくと青年期までは思っていた。
ところが社会に出て、仕事を通してみる年寄りは機嫌の悪い偏屈の人の方が多い
ことに気づいた。 30年前から駅前で事業を始めて出あった老人の何割かは、
明らかに不機嫌とイライラの塊のような人が多いという事実がある。 
しかし今度は自分が60歳を過ぎた辺りから、イライラが多くなってきた。 
それは肉体の老化の上に、精神の老化もある。あの出会ったイライラした
老人の不快を自分が、その歳になって始めて気づいたのである。 
なるほど人生は60歳までと曽野綾子が述べていたが、その一端が分かってきた。
それと社会は年寄り向きには出来ていない。円熟なんぞは、年寄り仲間でしか
通用しないのも、道理である。むしろ不機嫌、イライラは避けることの出来ない
事態と割り切って、人に見せないようにカモフラージュすべきである。 
自分もそうであるように、同年代の知人も老化現象が起こっている。 
他人から聞いた片耳で喧嘩を仕掛けてくる、それを、待ってましたとばかり
受けて立つ、というような老化現象を自分にみる。先のことを考えられなく
なると、過去の経験がフラッシュのように思い浮かぶ。40年前のことを思い
出して独り怒ってみたり、ニヤニヤしたり、年老いた幼児である。

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07月10日(金)
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