ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[383749hit]
■6787,閑話小題 〜ワールドカップ・ラグビー
日本人の人生は、ツアーに似ているとも思えてくる。≫
▼ あと三回で世界旅行(主にツアー)50回に達成する。一応、来年中と
考えていたが、年金生活者、家内の鞄持ちとして年一度が限界か、それも無理?
しかし30年近くかけて小刻みに安いパックを探して行っていたので充分満足
しており悔いはない。 著者の「現代の日本人の人生は、ツアーに似ている」
は、言いえて妙である。 ツアーより、むしろ観光に思える。 そこでは"…
らしさ"が重要と,信じられているからだ。それらは受け止め方の違い。
やはり実感は旅である。
・・・・・・
4594, そして、人生はつづく ー5
2013年10月14日(月)
* 生き直すために ー2
ー朝日新聞の「耕論」『生き直すために』小田嶋隆
ー 前回の『生き直すために』の続きから
《・・生き直すといっても「やめる」こと以外に何もしていない。
サッカー観戦、自転車、イグアナも、時間を潰すため。酒をやめることで
仕事は上手くいくようになったが、それは結果であって、目標ではない。
AAで、最初に「私は、自分では何もできない人間であることを認めます」
と言わされる。これは一理あった。自分で人生を立て直せる」と思い込んで
いると、依存症から逃れられない。
・・「自分で自分を律する」というのは大きな勘違いで、その意識がある
限り、人生のやり直しはできない。就職のやり直しにしても、結局は運です。
「夢に向かって努力する」では、こだわりでがんじがらめになるだけ。
自分がどの仕事に向いているかは、実際にやってみないと分からない。
人生を途中からやり直そうとするなら、何かを捨てること。捨てた結果、
その空白に強制的に何かが入ってくる。その何かが良いか悪いかは別ですが。
会社を辞めたことも、酒と一緒にそれまでの生活を捨てたことで多くを失い
ましたが、その代わりに膨大な時間を手に入れたものも明らかにある。
あそこでやめてなかったら、今のような人生を歩んでなかった。
どちらが良い人生かわかりませんが。 30歳を過ぎた人間が、自己を改革
するなんて不可能。ただ、何かをやめることはできる。人生をやり直すには、
何かを「目指す」のではなく、「やめる」ことからです。》
▼ 私が嵌ってしまった異境・秘境のツアー参加者に、多く見かけられるのが、
ガンなどで余命が見えて、その克服や人生を改めて見つめ直すために来ている
人が多い。晩年になれば、今さら生き直すことは出来ないが、考えるために、
極限の秘境ツアーは悪くない。被災地視察という名の「ダークツアー」に
似ている。「やめ時」を悟ったら、あとは「前向きに目をつぶって倒れこむ」
しかない。そうすれば、自動的に現象は生き直しになってしまう。
これも一期一会。捨て身でやれば「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり」になる。
といって、覚悟が必要で、そのための周到な準備が必要。
最期は、「そして、人生は終わり」!「プツン!」。
・・・・・・
5691,自分のための人生 〜C
2016年10月14日(金)
『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)
* 「幸福は才能なり」
『幸福』について、この数年来かけて考えてきた。
以前なら、幼稚な話題として避けていた。当然、会話で話題にすること自体が、
憚れた。それが、老い先短くなればこそ興味が湧いてきた。「私の人生、幸せ
だったのか。」と、冷静に人生を振返るテーマになる。 私自身、幸福系と
思いこんでいる。家内は、私より遥かに幸福系である。両親の愛情を一身に
受け育ったことがある。不幸の事態に多々あってもも、何かの力で、一瞬、
助けられてきた。判断と決断にあたって、純粋な視線と、集中力を持ちえた
ためだろう。傍からみれば、「不幸な大変な人」だろうが、そうでもない。
〜p/29〜
≪・学業が優秀な人、ある種の学問分野にひいでた人が「知的」であると
[5]続きを読む
10月14日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る