ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[383718hit]

■6125,閑話小題 〜「人生下り坂最高」
自分を非難し、自分を蔑む人は、その蔑みや非難を他人に投入するものです。
そのために、他人から抵抗や非難をうけます。誰も、自分自身としっくりいかない
限り、自分を尊び、自分を健全に愛さない限り、他人を愛することはできません。
まず、自分を愛し、その上で隣人を我々と同じように愛しなさいと、キリストは
言ったのです。 利己的な人は、自分だけを愛します。彼が他の人を自分と同じく
愛することを学べば、彼はもはや利己的ではありません。健全の自己愛は他の人と
協調します。強い、健康な、活力ある、自尊心に富む人格が、他人と最もよく
やっていけます。 強い人格の人が、最もよく人を助けるのです。・・
詩人R・ブラウニングは言いました。「真理はわれわれの内にある。あなたがなに
を信じようとも、外のものから、それが高揚されることはない。われわれすべて
には深奥の中心点があり、そこで真理が完全に住場を得ている。そしてまわりは
壁また壁で粗雑な筋肉がそれを押し込んでいる」と。・・あなたの真の内部自己は、
知恵と威力を持っている。一度あなた自身を神性の実在として認めると、自分の
生活に方向をつけられると知られるでしょう。思考や態度や信念を通して自動的に、
体験のなかに善いものを持ってくるでしょう。・・私たちは習癖なしには生きて
いけないが、その奴隷になることもありません。習癖こそ召使いであるべきです。
私たちの中に建設的習慣を作りあげたとき、宇宙のエネルギーを得ることが
出来るのです。良い召使を多く持ちなさい 】
▼ まず自分を愛することが、人生の基本である。そのためには両親から愛情を
 充分に受けること。良い両親、家庭環境が必要条件になるが、充分条件ではない。
その人に両親のことを語らせれば、大方が分かるはずである。聞くに耐えられない
ことを言う人を度々見うけるが、自虐でしかないのが分からない。
この「まず自分を愛しなさい。そして同じように他人を愛しなさい」の箇所が、
いやに印象に残って、私の生き方を変えた。聖人を除けば、自愛なくして他愛は
不自然になる。ところが多くの人は、自愛なくして、他愛に気持ちが向かうため、
相手に拒否をされる。真の自愛がないのは自立してないということである。 
殆どの愛は突詰めれば、自愛の変容。強すぎるのも問題だが。 自愛のほど!

・・・・・・
5028,幸福優位7つの法則 −11
2014年12月20日(土)
             【幸福優位7つの法則】ショーン・エイカー著
  * 「幸福優位論」の総括 〜幸福優先の行きかたを!
 多くを考えさせられる内容であった。「事業を始めるなら、まず有能の人を
集め、そのやろうとする事業計画の根底から作り直す作業が必要」と聞いたこと
がある。目的に合わせ人を集めるのではなく、まず有能の人を集める方が先決。
そして、前提の事業計画案そのものから検討する。運のある人、明るい人、
誠実の人、有能の人、どれもこれも兼備えた人は少ないが、選ぶなら暗い鞍馬
天狗より、明るい丹下左膳が良い。
『成功するから幸せになるのではなく、幸せな人間が成功をする!』の、成功も
大切だが、幸不幸は裏表。幸せは、あくまで表面で、光の当て方、心の持ちよう。
その持ちように、7つの法則を使えばと説くため説得力がある。それには、長年
かけた習慣化が必要。 ありきたりだが、感謝、感動、感激、前向き、楽観の
心根を持って、日々を過ごすこと。その意味で、本人自身だけでなく、親として
の責任にもなる。 人生は、四苦八苦の連続。最期は、死を悟ると同時に、
それまでの全ての人生と匹敵するエネルギーを使って消えていく。それまでは、
幸福の心持で生きた方が良い。「人間は生きているうち。死んでしまえば、
それまで!出来るうちに、何事も楽しめ。何ごとも前倒しをして、今を、
楽しめ!」を、50代の10年間で実践して、本当に良かったと実感する。 
幸福『優位』というより、まずは幸福『優先』であった。
 一日一日、一年一年を、『幸福優先に生きるべし』が、現在の心情である。

[5]続きを読む

12月20日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る