ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6041,閑話小題 〜 一年・前倒しの解散
・【真の幸福は孤独なくしてはありえない。 堕天使が神を裏切ったのは、
  天使たちの知らない孤独を望んだために違いない。  〜チェーホフ】
・【最高のものを求める人は、つねにわが道を行く。
  人間は最高のものを決して共存しない。
  幸福になろうとする人はまず孤独であれ。    〜ハーマーリング】
△ うつ病は、独り遊びの苦手の人に多い。躁と欝は「禍福は糾える縄の如し」
  のように交互に密着している。孤独も、群蓄本能も、同じように・・
・・・・・・
4944,閑話小題 ー「なんでも鑑定団」の面白さ ー1
2014年09月27日(土)
   * 「なんでも鑑定団」
 熱狂的ファンでもないが、好きな番組である。骨董の世界は奥行きは深く、広く、
果てしない。私の実家が江戸末期からの骨董商の分家で、父は、その分家の二代目。
当時の地元名士様に的を絞った、上客を多く持っていたが、太平洋戦争で骨董販売
では生活が成り立たず、父が戦中、戦後にかけ、転業した後、終戦後、衣料量販店
で大当て、骨董を趣味として、買い手としての収集家になっていた。 
それもあって、幼児の頃から父に連れられ、昔の仲間だった骨董店などに連れて
いかれていた。そのお陰で、知らずと骨董の真贋を見分ける目がついていた。 
良いものを見続けると、贋物が感覚的に分かってくる。 (これ人間にもいえるが) 
更に20数年、世界中の美術館を見てまわったことも目を養ていった。
美術館は古今東西の超一流の骨董品の展示場である。 ーネットによるとー
《 1994年4月19日放送開始。テレビ東京系から放送中。元々は、島田紳助が過去
に司会をしていた深夜番組「EXテレビ」の「家宝鑑定ショー」がルーツ。
・・・ 様々な人が持っている「お宝」を、専門家(主に古美術品やアンティーク
ショップの経営者が中心)が鑑定し、値段付けを行う。意外なものが高価な鑑定
結果を得たり、高価だと思われていたものが偽物などで安価になってしまうという
意外性や、鑑定物に対する蘊蓄が堪能できるのが特徴。鑑定の結果、埋もれて
いた芸術家や芸術作品が発見されたこともあった。・・ 
本番組からいわゆる鑑定ブーム、骨董品ブームが起きたが、何でも金銭で
換算してしまう点や、美術品をパフォーマンスで見せる点などを苦々しく
感じている美術関係者もいる。
 しかし、依頼品にまつわる人々の熱かったり切なかったりする思い入れや、
鑑定結果に一喜一憂する依頼人の表情などは人間味にあふれ、鑑定を単なる
金銭的評価に終わらせていない。また、鑑定結果が出る前には、これから
鑑定する依頼品に対する予備知識の解説が入る。そこでは、製作者の生い立ち、
歴史的背景などのほか、作風、作品の見方、味わい方などが紹介される。
このために文化史、美術史などにおける教養番組としての側面も持ち、
その観点から当番組を楽しむ視聴者も多いと言われる。・・・ 》
▼ 子供の頃から、両親の日常の会話の中心が、何時も骨董の話。
 そこで購入した骨董品を二人で楽しそうに眺めていた。部屋の中では、
常に骨董品が季節ごとに変わる。その環境が当たり前の世界であった。
母親が亡くなった時の相続で、兄が倉庫に溢れていた骨董品。私は現在
住んでいる自宅だった。で、あの骨董の山、どうなったか?不動産も実売に
なると半値だから、他人事ではない。実際、事業も・・ 
 売り家と唐様で書く三代目!『 努力して築き上げた家産も孫の代になる
と遊び暮らして使い果たし、ついに家まで売りに出す。しかも「売り家」
札は その道楽ぶりを物語ってしゃれた唐様の書体で書いてある」ということ。
『この随想日記そのものが、唐様そのもの?どの道、宇宙のゴミ、同じこと』
と、バカがいう。『同じバカなら、踊りゃなソン』と、更にいう。
その目で「何でも鑑定団」を見ると、同類憐れむで面白い!
・・・・・・
4577, 2050年の世界 ー8
2013年09月27日(金)
     「2050年の世界ー英『エコノミスト』誌は予測するー」
                 〜英『エコノミスト』編集部 (著)

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09月27日(水)
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