ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5936,閑話小題 〜巨人軍のドタバタ
通して造った最後の仕事だったこと。父は、太平洋戦争で長岡空襲(ブラック
スワン)で、ほぼ全ての財産を失った経験から、常に時代の激変を前提に計画を
立ることを知っていた。それがスケルトン可能なビルの設計と、建設になっていた。
それもあって、三年前の物件など、手がけたビルは、売りに出すと即売になった。
それもこれも、父の魂が宿っていたからである。それでも三羽のスワンの到来で
一瞬のうちに飲まれたのだから、諦めもつくというもの。この先、スワンが何羽
も先に控えての『東京オリンピック』。 幸あれ!である。
主要各国は、それを知って、何処も手を上げなかった中での、これ。 
絶対的ミスを、石原、阿部コンビがしてしまった。
 話を戻すと、次は実兄と義兄の衝突!それも姉夫婦にとって計算の上!
が見て取れた。 その渦中、急遽、母親から長岡に呼び出される。
『私の持分の株式と、本店の私名義の不動産を私に譲れ! その見返りに、
千城台ビルと新潟駅前の更地を与える』と・・ 何の事か直ぐに理解で
きなかったが、姉夫婦の次の戦術に母が乗せられたことを悟る。
戦中戦後と父親と苦労を共にした母が身を引けというし、悪くない条件。 
その場で即断。直後に、名義変更になった。が、それでは話が収まらない。
・・・・・・
4474,最悪の結果に隠された、お宝は?  ー2
2013年06月16日(日)
  * 「時代と事業からの引き時のサインと、決断!」が、奥の正体
 先回、「最悪の結果云々」と書いたが、私の人生から見れば、最善の結果とも
解釈出来る。まる三十年の最終日の記念日に、偶然としても事業を終え、一年も
しないうちに六つの抵当物件が売れ、金融負債以外は、ほぼ負債ゼロ。 
「早々に隠遁の生活に入り、老いと死に準備に本気に入るように!」と、
65歳を区切りにするため三羽の黒鳥を遣わせた。これが人生から私への贈物。 
勝手に隠れたお宝の正体と正当化と見てとれるが・・
 創業時点から(万一を考えて)親戚や家族には一切、事業には入れなかった。
長期装置産業のため、大きな変動を幾つか乗り越えなければならない。
そこに、家族を入れると共倒れのリスクが出る。その時が身の引時と思っていた。 
結果として順調の状態で息子に事業継続するより、この方が良かった。
(そう思うしかないが) 私の知人や周辺を見ていて、思うことは、
「世界も、身近の事業環境が激変をしている。無理と思ったら、早々に事業継続
の断念をすべき」ということ。私の場合、事業整理には五千万を要して、何とか
清算?に近い状況だった。 この激変の正体は、20世紀前半の第一次世界大戦
から世界恐慌を経て第二次大戦に渡る30年以上の混沌に匹敵するか、
それ以上の歴史的スケールの変動で、あと20年は続くとみてよい。
 今度の件の結果に隠されたサインとは、《 現在は歴史的激変の真只中にあり、
日本は世界に先立った変動の事態にある。これから世界が激動に入りつつある。
それもあって中途半端な規模では事業は成り立たないことに早く気づくこと。》
それと機をいつにして、私自身がリタイアの年齢になった。
「時代と事業からの引き時のサインと、決断!」が、お宝の正体。
 この一連の中で感じたことは、「日本の危機感が少なすぎる」こと。
裏山の天辺から、外海と内海への津波を見ている気分。裏山に避難した私を、
多くの人が笑ってる姿が見えてくる。その彼らに政府が泡踊りを勧めている
のだから、これエログロ。
・・・・・・
4100, ポジティブとネガティブの黄金比率、3:1
2012年6月16日(土)
 アマゾン内のネットサーフィンをしていたら、
「ポジティブとネガティブの黄金比率、3:1」という言葉が目に入ってきた。
一般的には2:1だそうだが、ポジティブであろうと意識することで3:1に
引き上げることが出来るという。 不自然に4:1、 5:1に引き上げようと
する無理が出る。マイナス部分から目をそむけることになる。「ポジティブ」
という概念は、精神論で語られることが多かったが、21世紀の心理学と言われ

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06月16日(金)
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