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堀井On-Line
by horii86
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■5913, 「純粋な悪」を、日本にみる
気づいてきた。語り直しは、あまり気持ちの良くないが、書き続けるうちに、
新しい視点が多く出てきている。自分とは、それぞれの記憶の総合体だが、
その記憶そのものを変える作業は、極度の神経の集中が必要になる。
 < 「事業人生を決心して45年」の語り直し >    
   * 学生時代編 ー前編 
① 事業創業の人生を目指そうと決心し、準備15年、創業から30年の独り
 語りを始める。漠然と自分の将来は、流通業と漠然と考えていた20歳の時、
「キリスト教倫理」の夏休みに、『これからの人生設計』のテーマのレポートが
 宿題に出された。そこで、それまで真剣に考えたことがなかった自分の将来に
 ついて考えてみた。 その内容といえば、『 父親のような創業を幾つか挑戦
 してみたい、過酷としても、事業創業の人生を生きたい! 』と。 
 その時から、人生が変わっていった。そこで当時の授業カリキュラムの内容を
 改めて見直すと、前半二年の教養課程が、人生の土台になる学問。後半二年が、
 そこから選択できる専門課程が整然と組込まれており、これから生きていくため
 のカリキュラムが合理的に組まれていたことを知る。 哲学者エリクソンは、
 学生時代や、病気療養の期間を、「心理・社会的な猶予期間」とし、より自分
 らしい人生を選ぶために必要な時間として前向きにとらえている。
 人生を振り返ってみて、大学の4年間や、その後の放浪が、自分の生きる
 目標を明確にするため必要であったことは、体験上、充分に理解出来る。 
 そのレポート作成で、漫然と生きてきた自分に気づくことになる。
 その時、真剣の考えた分、ノンビリしている同期生より、二年早く将来設計
 に気づいたことになる。卒業半年前になって、慌てている人が過半数?はいた。 
 それから読書も、友達付き合いも全く変わっていった。
 自然と、クラブの合気道と、寮生との距離が離れていった。 
② その頃から、遊び半分、アルバイト半分で、学生寮の先輩が鳩山一族
 の政治団体「友愛」が経営する『友愛山荘』を任されていた軽井沢の山荘に
 手伝いに行くようになっていた。先輩の寮生と二人、そこの手伝いに誘われて
 掃除とか、料理をしながら連休とか夏休みなどに、山荘生活と、軽井沢の世界
 を楽しむようになった。そこは、鬱蒼とした森林の中の別荘地。その世界を
 憧れる若い女性と、金持ちが集まる別天地である。こういう世界の住人になる
 には、それなりの力を持たなければと実感することになる。それにしても、
 早朝の朝靄の小道の散歩は格別! 世界には一部の裕福層と、その他が存在
 することを肌身で知ることになる。それより何が楽しいかといえば、夕食後の
 ミニ・パーティ。紅茶と御菓子で、フォークソングを歌い、踊る。
 それも御客は若い女性ばかり・・
・・・・・・
4451, しまった! ー1
2013年05月24日(金)
    ーしまった! 「失敗の心理」を科学するージョゼフ・T・ハリナン(著)
 人間の認識の甘さは今さらいうまでもない。カントのコペルニクス的転換、
「人の認識は対象に従うのではなく、認識が対象を決める」。それを知識として
知らないため、思い込みに縛られ、人は多くの失敗を重ねてきた。
更に失敗から学ぼうとしないから始末が悪い。その上、失敗に対して
意識的にも無意識的にも話を作りかえる。  
 まずはー内容紹介ーより人間はなぜ、まちがうのか」というテーマについて、
面白くてネタになるトピックを「これでもか」というぐらい集めて分析した本。
たとえば・・・・・・
★ レントゲン技師は、画像に写っていた悪性腫瘍の9割を見落とす?
★ トップレスダンサーの収入は、彼女の月経サイクルに左右されている?
★ 黒いユニフォームのチームは、ペナルティーをとられる可能性が高くなる?
★ 人間は、誤りを犯しそうなときは、むしろ「行動を起こさない」
  という誤りを犯すほうを選ぶ?
★「セックスした相手の数」を、男は女の四倍も多めに答えたがる?

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05月24日(水)
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