ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5898,閑話小題 〜病は覚醒装置である
押し上げられた人は誰もいない。ある程度のところで決断して、捨てるものは捨て、
受け入れるところは受け入れて、自分の売りとか生きていくキャラの方向性を決めないと。
「これが私なんだ、こんな私はどうよ?」という腹のすわり方は、読者も見習ってほしい。
私のそういう瞬間は、第一次、第二次があるとして、第一次は離婚でしょうね。
あの旦那をわたしの人生から簀巻きにして放り出したところで、これでいいや
と思ったんです。それから浪費癖ですね。開き直ったんです。
「浪費作家・中村うさぎ」という名が売れるとは、想像もしてなかった。
ドン底にはまった時に、そのドン底がネタになるんですね。
ネタにしようとやっているわけではない。
ーー
解)以上であるが、冷静かつ真面目に彼女等と自分を見据えている。
それよりも、すざましいウンコ話をパソコンに打っている自分が面白い?
秘境旅行は、一度の旅行に一通りの人生のトラブルが圧縮して立ちふさがる。
その一つが『デモノ・ハレモノところきらわず』である。
食事と飲み物と、時差の関係で、何時何処で、もようしてくるかわからない。
今まで、一度も失敗が無かった方が奇跡である位、何度も危機一髪の事態に陥る。
そんなことを恐れていたら、秘境旅行などできやしない。何とかなるものである?
だから、このエゲツナイ話が身に沁みるのである。
書き写すかどうか迷ったが、今さらである。
読まない方が良いですよ!と 言いながら・・・
こういう話は、タブーなのだろうが、この本は誰もが嬉々として
話しているところが怖い!ところだ。
ー内容は、明日のお楽しみ?に!
三人分の対談者の内容を書き写してある!
☆^(*≧ω≦)ノ~~~βyё βyё♪
・・・・・・
「読書日記・映画鑑賞日記」のコーナー
2007/05/09
2227, 人生張っています −1
(*´・ω・)ノおはよー
(((。・-・)从(・-・。)・*:
ー 読書日記
「中村うさぎ」については、もういい加減にしろ!と思いながら、
図書館で見つけると、ついつい借りてしまう。
エゲツナイ!の一言である。「人生張っています」は露悪という言葉など、
はるかに超えている。
「無頼の女たち」5人と語った対談は、互いの最悪を引き出したエログロものである。
こういう話は、世間様の枠から遥かに出ていて中途半端なお笑いより面白い!
花井愛子、岩井志麻子、マツコ・デラックス、西原理恵子、斎藤綾子とくれば
「たしなみ」など、ありえるわけがない。
「はみだし者」の世間の価値観におさまらないオバケのような妖怪女が
普通人の「常識」と違う「異世界」の話を展開している。
個性的な女同士のバトル的、際物的な、ぶっ飛びの話題ばかり。
中村うさぎが普通の人に思えてくるから不思議である。
女のシモネタの羅列も、ここまで明け透けの話すと、なるほど納得する。
西原が「私から悪いところ取ったら私がなくなっちゃうじゃない」
という言葉がよい。自分自身を丸ごと引き受けて生きている言葉である。
まずは冒頭の
ー無頼な女たち宣言ー
「きつねには穴があり、空の鳥には巣がある。しかし、人の子には
まくらする所がない」 (マタイによる福音書第八章20節)
諸君、我々には、あらかじめ用意された居場所などない。それ故、
人はさまようのである。自分の居場所を求めて・・・・
無頼な女たちとは、ねぐらを持たない行き方を選択した女たちだ。
その道は自由で、孤独で、そして果てしない。
人は彼女たちを笑い、彼女たちを恐れ、彼女たちに憧れるだろう。
多くの物を背負いながら、何も持たないかのように歩いていく、
その軽がるした足取りに。
ーー
人生とは何じゃらかんじゃら?などクソクラエである。
世間?そんなもの何処にあるの?
生きたいように生きて何が悪いの?
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05月09日(火)
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