ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5874,閑話小題 〜朝鮮戦争が現実的に ー1
私は、すぐ散るから気にいっているのだが。
10年に一度位は大当たりになる。
悠久山などで早朝に見ると、思わず息を呑むような神秘的な
光景を目にすることが何度かあった。
一瞬の艶めかしい雰囲気が漂っている。
全国的にみたら、無数に名所があるのだろう。
サロンに、時々訪ねてくれる井上さんの桜の写真も楽しみだ。
現場で見る桜は、写真では表現できないほどの濃艶な妖精が
無数に漂っているのだろう。
先日の日経新聞の最後のページの「文化欄」に作家の山本一力氏が、
吹かずともと言う文章を書いていた。
桜の花と、人の引退時を重ねて書いていた。
ー引き時に迷ったら、桜に教わればよいー
今週の長岡は、桜の週である。
庭の梅の花も散り始めてきた。
近くの川に鴨の姿がチラホラ見えてきた。
本格的な散歩が、この時期から始まる。
・・・・・・
2006/04/20
1843, 桜の話
才ノヽ∋ ー ヾ(^ω^*)
近くの福島江の桜は昨日・今日が満開である。
「花」と言えば桜を意味するくらい、桜は日本人にとって特別な花である。
今年の花便りだと桜の当たり年のようだ。
私のHPに投稿してくれる井上さんのHPも、
桜の花が多い。
長岡にも幾つかの桜の名所がある。
自宅から数分のところにある、福島江の桜と、悠久山の桜だ。
毎年、開花を楽しみにしている。
5年に一度は大当たりの年になるが、
今年はその年か如何か?
桜をぬきにして日本人の自然観や人生観を語ることは出来ない。
文学・能・歌舞伎・絵画のどれをとってみても、
桜は大事な役割を果たしている。
日本人の考え方や生き方を表しているとも言える。
春になると「桜前線」が、天気予報のように、
(今どこが満開かと)放送される位だ。
十数年前の話になるが、私の近くに住んでいた従兄弟が
桜の散り際を待っていたように「自死」をした。
その納棺の儀式の時、桜吹雪が部屋の中に吹き込んできた。
ゾクッとするような不思議な体験であった。
5月3日に、その法事に行くことになっている。
(*^ー^)/C□~~ コーヒーいかが?
ー幾つかの花に関する和歌・俳句を
HPからコピーしてみた。
世の中に たえてさくらの なかりせば 春の心は のどけからまし
在原業平
ちりぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ
細川ガラシャ
人はいさ 心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香に匂いける
紀 貫之
こえぬ間は 吉野の山のさくら花 人ずてにのみ ききわたるかな
紀 貫之
みよしのの 山辺に咲けるさくら花 雪かとのぞみあやまたれける
紀 友則
色見えでうつろうものは世の中の人の心の花ぞありける
古今和歌集
願はくは 花の下にて春死なん その如月の望月のころ
西行
吉野山 こずえの花を見し日より 心は身にもそはずなりにき
西行
浮世には 留め置おかじと春風の 散らすは花を惜しむなりけり
西行
仏には 桜の花をたてまつれ わが後の世を人とぶらはば
西行
吉野山 梢の花の色々に おどろかれぬる 雪のあけぼの
太閤秀吉
咲く花を ちらさじと思うみ吉野は 心あるべき春の山嵐
徳川家康
花咲くと 心にかけず 吉野山 またこむ春を 思いやるにも
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04月15日(土)
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