ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5752,マシュマロテスト 〜A
B/Sの左右を脹らましているだけだが、本人も、周辺は、それが分からない?
「不動産を半値八掛にして、借入を差引いて何ぼ、で計算すれば、マイナスか、
せいぜい数億?だが、数百億の資産家気分。自他ともに資産と借入が膨らんだ
現象しか見えなくなるのがバブル。20年数年前のバブル期の自分に重なり、
脂汗が出る。長期投資の恐ろしさが分からない。当人、色?いろ、行き詰まって
いるというから、「哲学書を読んだら!」と勧め、本人も入門書を買ったよう
だが・・「現時点での飲食ビルの買いは、大津波を前にした海岸近くの料亭での
大臣遊び」と、まさか面前では言えない。ミニバブルはカラスとネズミが太る
というが。現在は大津波の一波の引きの中、恐慌も、この程度と、水に浸かった
物件を買いに入り、B/Sの左右を膨らませている姿が見えてない。
アベノミクスの首相と副首相は歴史に残るトンデモ人物。今や国会も、こういう
人達の貴族院に化している。現時点は世界恐慌が本格的うねりの現象が出始めた
1932年辺りに酷似。本格的恐慌、これから本番。そして第二次世界大戦に入った。
その時節に「東京オリンピック」の誘致をし、問題から目を背け興奮している
現実に、批判の声が聞こえてこない。2020年のオリンピックの立候補、最悪の
経済状態のグループの日本、スペイン、トルコが、最後まで選考に残ったのは、
先進国?が最悪の事態を予測し、尻込みしているため。で、ネズミとカラスが
ゴミさらい。私も最近まで、そのカラス!・・ 戯言かどうかの判断基準は、
「世界恐慌が既に起こっている」と見るかみないか。
・・・・・・
4290, 学ぶということ −4
2012年12月14日(金)  「最終講義 生き延びるための六講」内田樹著
  * 自殺は平和の時代に上昇するというが・・
 まず人生で学ばなければならないのは死である。自殺を欧米では昔から
禁じている。これは、奴隷の自殺を阻止するためにつくられた価値観。奴隷の
最後の自由は「苦しい生」からの逃避である。自殺は基本的に容認するか、
しないかは哲学的にみても非常に難しい問題。平和の時代に自殺率が
上昇するから脆弱病と切ってすてることはできない。
  ー まずは、その辺から・・
≪ 自殺は過去100年間の統計で見ると、一番高い年がなんと1958年なんですよ。
その年は{ゴールデンイヤー・オブ・ジャパン」なんですけれど、その年が一番
高いのです。自殺率に関しては、世界中のすべての国に該当する法則があります。
それは、戦争しているときには下がるということです。人間というのは、人を
殺すことに忙しいときは自分は殺さない。だから、戦争中はどの国も自殺率が
激減するんです。戦争が始まると、自殺者と精神疾患者数が激減する。戦争中は
精神科の待合室にも閑古鳥が鳴いている。相当に悪い人でも戦争が始まると治る
みたいです。日本の場合、自殺率は1958年に突出して高い。それから下がって、
次に1967年に上がる。その後、小さい上下の波が何度かあり、バブル崩壊直後に
また自殺率がドンと下がる。そしてまた上がって現在に至る。なんか不思議な話
ですが、自殺率が戦時には下がるということは、平和な時代になると人々は自殺
するようになる、ということなんですね。その理屈でいうと、1958年、撲たち
1950年代生まれの子どもたちにとっての黄金時代で古き良き時代に自殺がビーク
を打ったというのは、それが1931年から始まる長い戦争と、戦後の混乱も朝鮮戦争
も一段落して、「ほっとした」年だったからなんですね、ようやく生活も楽になり、
だんだんゆかになっていく実感があり、冷蔵庫もテレビも買えそうだし、
中にはクーラーや自家車を持っている時代。≫
▼ 戦時中には、自殺と精神疾患は激減するのは当然といえば当然のこと。
 養殖の魚の囲いに食肉魚を入れると、全体の魚の活きが良くなるのと同じ。
生き死にの世界で自分から死ぬ人は少なくなる。10数年前から自殺が急増した
のは、抗ウツ剤という名目のドラッグを投与するようになったため。それを境に

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12月14日(水)
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