ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5731,閑話小題 〜低反発マットと腰痛 〜1
露善が出ている。そこを第三者が見ているのだろうが、その緊張感が面白く、
反面、恐ろしい。 毎日、書き続けていると、日常に浸り流されている自分が
鮮明に見えてくる。それも、この年齢では平凡な日々を感謝しなくてはならない。 
早朝、この文章を書き直しをしたり、過去数年分の同月同日分を読み返すことは、
一種の内観。そして「何をしてきたのか、考えてきたのか、この男は!」と・・ 
 それにしても、文筆家の言葉はアマチュアや、素人とは全く違う。
それで、生計をたてているから当然だが。それにしてもである。
それは、書き続けたからこそ分かったのだろうが。
・・・・・・
4634, 閑話小題 〜また一人、奥さんからの年賀欠礼の葉書
2013年11月23日(土)
   * また一人、奥さんからの年賀欠礼の葉書
 また一人、創業時からの営業担当の奥さんから年賀欠礼の葉書が届いた。
創業を始めて40年、地元に帰ってきて38年も経てば、その時節ということ。
「東芝エレベーター」の営業担当の馬場さんで、この8月に亡くなっていた。
長岡の大手通四角の物件から始まり、都合、五台のエレベーターを入れていた。
その都度、本当かどうか、ギリギリの値段で入れていたため、会社から厳しい
視線で見られていたとか。サッパリした性格で、私とは相性が合ったようだ。
毎年、会社の忘年会に出席してもらった常連の一人。10年前に定年退職して、
自宅近くの公用地・500坪を借りて、野菜つくりをしていた。定年後も、前の
会社の事務所に訪ねてきたり、新潟駅前の町内の懇親会で酒を酌み交わしていた。
 彼から酒飲みで学んだことは、「自棄酒など、美味くない酒は飲まないこと。
さらに落ち込む!」である。長岡の実家の商業ビル建設を建てかえていた時の
修羅場の姿を見ていた数少ない人である。それもこれも、過ぎてしまえば、
夢幻である。当初からの忙新年会の上席で残っている?人は、
数人だけになってきた。「ひとは先、我は後」。 享年、74歳。 ご冥福を!
   * 昨夜は、高校同級生の偲ぶ会
 昨夜は、昨年の今頃に自死した高校の同級生の「K君を偲ぶ会」が長岡駅裏
の居酒屋で開かれた。出席者は16名。商売上の事由というから、他人ごとでない。 
30年近く、この同級会は毎年開かれているが、常連組17〜8人のうち、これで
5人が亡くなった。幼稚園から大学までの同級生で、自死は始めてである。
自死には、それだけの事由がある。明るくサッパリした性格の反面、神経が繊細。 
高校では山岳部に属し、趣味は落語を聴くこと。偲ぶ会の寄せ書きは、如何な
ことか、と思ったが、色紙に、それぞれが一言、書き留めて仏前に添えて
もらうことにした。
   * 雪下ろしの雷
冬の雷を「雪下ろし」という。11月の雷は初雪の前兆で、轟音がすざましい。
その後の雷は、激しく降る合図になる。今年も、例年と同じ下旬。
直ぐに降雪するか、1〜2週間後に50センチ位の積雪になる。一度、消えるか、
降ったり止んだりし、1月半ばか、下旬に2M位の積雪になる。
それが消えるのが四月の初旬の頃。
・・・・・・
4269, 閑話小題 ー虚無より傷心が上
2012年11月23日(金)
   * 人生、虚無より傷心が上?
 W・フォークナーの言葉に、「人生は虚無より傷心が上」がある。 
両親が大戦の長岡空襲で財産の全てを失い、第二の創業を幼児から少年期に
わたり目の当たりにしていた。 そして自分も創業人生を過ごしたいと20歳
頃に決心し、去年まで挑戦と挫折を繰り返した45年間。その心血を注いだ
事業も、3つ(9・11、9・15、3・11)の歴史的震災?で、呆気なく消滅した。 
口ではカラ元気なことをいっても、やはり深く傷ついている。 とはいえ
「何も人生をかける機会がない、虚無の人生」や、「上手く後継者の譲った
ハッピーエンド」より、傷心している現在の方が良かったと思っている。
いや、自分にそう言い聞かせている。節目には挫折感がともない、深く傷つき、
虚無が覆う。何事もない虚無や順調な人生より、傷ついた後の虚無の方が、

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11月23日(水)
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