ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[382858hit]
■5727,閑話小題 〜2016/11/18 「拍手の意味」
ひどくなり、社会システムがより欧米化されると反応は過敏になってくる。】
▼ 地方では勝組は少ないが、大都会は中国などの勝組の観光客も相まって、
歴然とした格差が現前している。それが面白い!と言えるのは、余裕のある
立場の人たち。そこは一度沈んだら、二度と立上がれない世界。他人事では
ないが・・ 日本は国家として明らかに負組になってきた。 その結果、国内
には、ジメジメした空気が漂い、今まで無かったような殺人事件が多発する。
そして、それを揶揄して楽しむ歪な空気が漂う。そこに欧米のような個人主義で
ないが故に生じる共同幻想で集団で脳をやられる。 江戸末期の
「ええじゃないか!」の馬鹿踊りが形を変えて出てきたのが、
『東京オリンピック』である。 この共同幻想を楽しみながら、
最期の宴を国家とともに終るのもオツナモノか。
・・・・・・
4630, 閑話小題 ー相棒 〜国民的刑事ものシリーズ ー2
2013年11月19日(火)
* 相棒 ー愛人と共謀の夫殺し
昨日の『相棒』は、二回完結型の後半もの。概略は
《 有名女優が、内縁の夫の作家を愛人のマネジャーと共謀して撃ち殺す。
強盗の仕業にするが、右京が追い詰める。ところが調べているうちに、
内縁の夫は女優の実の父であることが判明。子供の頃に両親が離婚。
亡くなった母親が残したアルバムから、半年前に知るが、父は、そのことを
知った上に、女優と内縁の関係になっていた。そのことに同情したマネジャー
と共謀し・・ しかし、そこには二人の純愛があった。 逮捕をされる時、
マネジャーが相棒二人に、結婚届けを託すラストシーンが、涙を誘う。》
話は、これからである。 ああ終わったか、とチャネルを回そうとすると、
TV局も、視聴者心理をしってか、冒頭から、ニュースの触りを持ってきて、
引きとめようとする。ところが、冒頭のニュースが、似ている裁判の内容。
「裁判で、被告が突然、自分は主犯でなく、殺害した被害者の奥さんと共謀して
やった」と主張、その奥さんは、証言で「ストーカーの被告が勝手につくった
物語」と、両者の言い分が対立、と報じていた。被告の証言で、
「以前、奥さんから、本人がつけている香水をもらった」と、それを提出した
のに対し、奥さんは、・・まあ、テレビドラマそのもの。偶然としてもTV局
は、してやったりのタイミング。奥さんらしき人の写真が流されていたが、
被告も、奥さんも普通の感じ。今週のマスコミは、この問題で大騒ぎだろう。
『相棒』の話題、軽いので、テーマとして迷ったが、こうなると、良かった
ことになる!それにしても、視聴者の多くは、主犯は?二人共言い張れば通る?
* 何もする必要が無いのが、御隠居生活
思いのほか、御隠居生活に馴染んでいるが、準備期間を含めた事業人生から
解放された気楽さがある。大きな成功を必死に求めていた自分が、可愛らしく
思えるのが御隠居の視線である。以前も書いたが、家内が不思議そうに、
「毎日、単調な生活で刺激も無いようだし、つまらなくない?」と聞いてきた。
その答えは、「実際に、事業をしていると、寝ても覚めても極度の緊張状態。
それは良いこともあるし、嫌なこともある。現在も、同じこと。これはこれで、
淡々として良いし、逆に詰らないこともある。どっちも同じこと」が、
偽わざる気持ち。滑り台に例えると、早朝が一番上で、就寝が一番下。
寝起きに、この随想日記の添削をして、アップ。30分の瞑想、ポタリング
と続く。そして朝食とり、八時またぎでTVを見て、風呂に入り、九時半から
パソコンと読書に二時間、費やす。そして、・・と、淡々と何時ものとおりの
習慣を繰り返す。重要度からすると、徐々に下がっていくから、楽といえば楽。
午後からは、スポージム、読書、ドラマの視聴といった流しになる。
面倒なら飛ばせば良い。どれもこれも誰に頼まれた訳でない。森の生活では、
少し不安だったサバンナも、慣れてしまえば、これはこれ。
50年近い、読書習慣が支えである。
・・・・・・
[5]続きを読む
11月19日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る