ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5676,NHKスペシャル 自動運転 @
惑星の研究などが進み、生命が地球に特異の現象なのか否かということも
解明されていくだろう。
・生命誕生の仕組みの解明は、われわれの細胞を研究していくことで
開けていく道もある。
・物理学は、未知の物質の探索の時代に終わりを告げ、現在あるもの
への分析に向かうだろう。 なかでもその最大のターゲットは宇宙を覆う
暗黒物質の正体だ。
・経済成長により東アジアの国々は、科学分野でもさまざまに進出して
いるが、真に独創的な研究は権威を根こそぎひっくり返す革新性を
必要とする。その意味で、東アジアの儒教的な上下関係、あるいは
中国の専制的な政治体制はマイナスに働く。
・非西洋では随一の技術大国である日本でさえ本格的な基礎科学の
研究は立ち後れている。日本人研究者で科学部門のノーベル賞を
受賞したのはわずか十五人。それは例えばオーストリアの受賞者数
よりひとり多いだけーオーストリアの人口は日本の人口の七パーセント
以下で、その理由の一つとして、日本の若手科学者が先達の理論に
迎合しがちなことが挙げられる。これに対して欧米では、旧来の理論
を否定することでキャリアが築かれる。
・その意味で、政治体制が専制的な中国よりも、
民主的なインドにおいて科学は発展するだろう
▼ 情報の共有化が進み、それが想像を絶するほどの科学は進化
するはず。その一つが暗黒物質の研究。そして生物学。一年一年
単位で静かに科学の進化は進むので、その先の予測は不可能に近い。
また、それがもたらす社会的変化も大きくなる。そうこう考えると、
やはり少しでも長生きをして時代の先を見ていたい欲が出てくる。
いや、未来でなくても、現在の世界で知らないことだらけ!
それを自覚するだけで、見えてない世界が見えるはず。
全く、この厚いバイアスには!
・・・・・・
4204, 閑話小題 ー阿部が次期首相というが
2012年09月29日(土)
* 阿部が次期首相とは驚き!
自民党の総裁選挙、リアルタイムのTV放送だったため、ドラマ的で非常に
面白い内容。選挙の数日前から、安倍有利の予測があったようだが、安倍
自身も周囲も勝てるとは思ってなかっただろう。中国との尖閣列島紛争が
追い風になったことになる。維新の会の橋下に党首を依頼され断った際に、
衆院選挙後の自民との連合の可能性を話をしていたようだ。
政権をとった際には、維新の会のメンバーを行革と自治大臣に置けば、
この時期に丁度良い超強権内閣になる。 石破が勝利し党首になっても、
安倍が副総理になっただろうから似たような。次の体制が見えてきた。
とはいえ5年前に病気としても、総理大臣を投げ出した人。
一部の疑念が残るが、この緊急事態の中、もう一度、やらせのも良いかも。
対中国政策は強行姿勢になる可能性が高く、厳しい局面が出てくるが、
この位の人が丁度良いとみるべき。基本的に私の考えも安倍に近いが、
国家の均衡縮小の方針は無いのが気がかり。(有っても言えないか?)
前の谷垣と石原幹事長は野党の立場もあり「座りの悪いコンビ」だった。
それに比べて数段良くなった。 これで復古でなく新しい日本をつくり
変えて欲しいが、これで年内解散の可能性が高まった。
* つれづれに ーリタイア生活について
リタイアの生活に入って一年半になる。単調な平々凡々とした日々だが、
これがこれで私に合っている。事業生活を40年近く続けてきて、それまで
と違った隠遁生活の平坦さに飽き飽きすると思いきや、それは全くない。
何だろう、これは?と、自身で驚いている。時代が激動になってしまった
実感があるからだ。 この随想日記を一日一文書き上げ、毎日三時間の
早朝のサイクリング、午後のスポーツジム通いが、一日のリズムになる
からである。それと、40年近くの事業生活は両肩に覆いかぶさっていた。
それからの解放感が、気持ちを自由にしてくれる。前倒しの思い切った
決断が、銀行担当者も慌てるほど事業物件の売却を早くしたこともある。
何か、何時も同じことを繰り返しているが、実際に、そうだからである。
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09月29日(木)
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