ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5440,人生で最も大切な技術 ー心の自由
「感動すると疲れない」何気なくネットで見つけた写真にあった言葉。
疲れないというより、疲れがとれる、という方が本当だろう? 事業の立ち
上げと清算を幾つか経験してきたが、創業を達成した感動は疲れの全てを
取りのぞいてくれた。希望を目的に即し目標をたて、具体的計画にし実行する。
自分の持っている全てを叩きつけたからこそ得ることが出来る心の奥の達成感。
成功すればこそだが何事にも変えがたい感動がある。それは創業だけでない。
今回の清算?も、淡々と終えることが出来たこともあり、厳しいが感動もの。
準備15年、創業以来30年の会社を潰すのも、事業の一環。愛した会社の
最期の看取りも、雲の上から見ている自分がいた。謹慎期間二年が近づいたが、
一連の疲れが取れたかというと、実感として半分。まだ45年分の疲れが
残っているようだ。ただ緊張感の蓄積からくる軽い神経失調症的な症状は、
ほぼ無くなった。これをとるには感動体験を更に積み上げること。
秘境旅行で大きな感動に出会うと、旅路の疲れが逆に、心地よいものに転換する。 
事業も同じ。立ち上げが上首尾に終わりホッとした時に起こる心の奥の感動で、
既に元を取っている。そのため事業清算をしても、後悔の念は全く生じようが
なかった。それは経験してみないと分からないこと。その辺の人が想像する
挫折感とは違う創業者の強みがある。感動と、その蓄積は、魂の財産になる。 
私の人生で、「感動」の場面には恵まれていた。感動は、求めれば与えられる。
絶望も感動も、多く味わった者が豊かな収穫を得ることが出来る。
 ーところで、感激と感動の違いを検索してみると、
【「感動」は、心が物事を受けとめて深く動かされること。多数の人が一度に
 感じるときに、「感動の名演技」のようにも使う。「感激」は、物事に触れて
激しく心が動かされ、なんらかの形で外に表われ出るような場合に多くいう。
かなり感情的で個人的な場面が多い。】とあった。私は、心が動かされることを
感激、魂が動かされることを感動と解釈していた。「感謝、感激、感動」 
体験には、人生の大きな秘儀がある。 同じ人生なら、可能な限り、これを
味わなければ生きている意味(価値)がない。味わった価値は、あの世に持って
いける唯一のもの。それも三日も経てば、全て同じこと。生きているうち感動を
積み味わうことしかない。手っ取り早いのが「シネマ」。そしてTVの映画などだが、
実際の経験には当然、劣る。が、それでも・・
・・・・・・
3969, 首都圏崩壊の可能性、7割 ー3
2012年02月06日(月)
    * 情報(言葉)の恐ろしさ
「7割の確率で首都圏直下型地震が4年以内に起こる」とうニュースが衝撃的
だったが、土曜日の朝、BS朝日で例の東大地震研究所の教授が、その首都直下
型地震について話をしていた。「首都直下に7割起こるとはいっていない。
 南関東全域で7割の確率で、震源が首都直下の場合、死者1万1千人、
建物消失が85万棟になると算出したのであって、マスコミがそれを編集する
上で、南関東と都心直下の言葉が入れ替わった情報が一人歩きをした」。 
それも研究員個人の見解で、東大地震研究所が発表したのではない、という。 
記事の内容をよく読めば決して嘘ではない。見出しが誤解を生む内容で、
記事の内容も「都心が震源の場合」と書いてある。 情報とは、こんなもの。 
言葉の組み合わせで、受け止め方で、意味合いが違ってくる典型的事例である。
 見出しをそのまま、信じてしまう甘さに自分でも呆れている。 
マグネチュード7の地震は、3・11直後、何度も起こっている。それが南関東で
起こって当然で、実際その地域で小さな地震が多く続いていることから、4年で
7割の可能性が出てきたようだ。東北の沖合で500年に一度の大地震が起こった
ため、周辺で大地震が起こる可能性が10倍になっていることからして、数年間は
特に厳重な注意が必要。 ニュースで早速、スーパーなどで、避難・災害用
グッズ売り場を二倍にしたと報じていた。多くの家庭で準備が始まったようだ。

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02月06日(土)
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