ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5413,だれもわかってくれない ー②
 あれだけ騒がれていたミクシィ、グリーが、もう落ち目?とは、この本を
読むまでは知らなかった。半年ぐらい前に「LINE」なるものが若者中心に流行
を始めたとニュースで見てメモに書き写したが、そのままだった。今では
中高生や女性には、「LINE」に人気が移動しているようだ。ーその辺りから
《 既存SNSのミクシィ、既存SNS+ソーシャルゲームのグリーが没落を開始。
 ミクシィは2013年4−6月期が赤字となっただけではなく、通期の赤字見通しを
発表しています。グリーも海外拠点の閉鎖だけではなく、大阪オフィスの閉鎖、
200人のリストラを発表。その原因はパソコン+ブラウザー重視の時代から、
スマート革命(スマートフォンなど+アプリ)への対応が後手に回ったという
指摘がもっぱら。 日経新聞などはグリーの3年天下などと書いています。
一方で各種の「メッセージ型対話アプリ」の台頭と言うソーシャルメディアの
新旧交代が進む中、日本ではLINEが台頭し、中国では微信、韓国はカカオトーク、
米国ではインスタグラム、スナップチャット、ホワッツアップなどが台頭。
筆者は電車の中で時々女性のスマートフォンの使い方を観察していますが、
多くの場合、まずパズドラを楽しみ、次にLINEに移って高速で指を動かして
入力し、それからフェースブックに移って眺めるだけ・・そしてLINEに移って
高速で指を動かすと言うパタンが典型です。ミクシィ、グリーはもう・・ 
全く目立ちません「LINE型の対話アプリとスマートフォンゲームの組み合わせ」
が「ミクシィ、グリーの得意なパソコン(ガラケー)+ブラウザー時代の課金型
ソーシャルゲーム」を滅す原因となるのでしょう。さてパソコンとブラウザーに
基礎をおく既存SNS離れが始まっている中、フェースブックはどうでしょうか?
筆者も「ミクシィ、フェースブックが消える日―ソーシャルメディアの新旧交代」
(仮題)の書籍を書いていて驚いたのですが、国内のフェースブックとLINEの
企業ファンの数の対比です。企業マーケティングで見る限り以下のような数字
になっています。調査時点と少し変わっているかもしれませんが・・
 ローソン  フェースブック(いいね数) 約48万人 LINE 約1050万人
 Au  フェースブック(いいね数) 約100万人 LINE 約1000万人
 ソフトバンク フェースブック(いいね数)約100万人 LINE 約1000万人  
LINEが優位であり、1桁違いますね。大手企業はマーケティング、広告投資を
フェースブックでこれからも続けるでしょうか? また初のインターネット
選挙であった参院選挙の政党別のファン数を見てもLINEの優位は明らかです。
この状況は米国の企業マーケティングでは未だ始まっておらず、これからです。
明らかに日本のLINEが先行しています。米国で対話アプリが本格的に広告を含む
企業マーケティングに乗りだしたらフェースブック収益は足元を揺さぶられる。》
▼ 去年の暮れに「広島LINE殺人事件」で逮捕された少女と友人の会話で注目
 されたが、その内容はリアルそのもの。先日、一年ぶりに新潟のSEをしている
知人にPCとネット環境の変化を電話で聞いたところ、「中高年がフェースブック、
若者と女子どもはLINEへと流れは変わった」と教えてくれた。この背後には
スマートフォンとタブレットPCの変化がある。更にメガネ型PCなどの装着式PCが
普及をすれば違ったネットワークが台頭するのだろう。 動きは激しい!
 ・・・・・・
4316, 幸せはいつもちょっと先にある −4
2013年01月09日(水)
         「幸せはいつもちょっと先にあるー期待と妄想の心理学」
                      ーダニエル・ギルバード著
  * お金の果てない追求は、なぜおこるのか? ー�
 私たちは、極貧から中産階級に移動した時の喜びが、中産階級から上流階級に
移動した時にも正比例すると思っている。しかし実際は少しだけ上がるだけ?だが、
あまり変わりはしないことに気づかない。ーまずは、その辺を書き出し考えてみる。

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01月09日(土)
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