ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5358,島地勝彦の〜柴錬、今東光、開高、乗り移り人生相談〜 ーF
ヨガでは、50人中、男は10人前後。スタジオの右前方に5〜6人が
陣取り、左最後方に4〜5名のソロと、夫婦連れが横一列に並ぶ。あとは
中高年の女性たち。SJには同級生やスナックのママなど顔見知りがいるが、
挨拶程度で、会話はない。早朝のポタリングや、ウォーキングも、ソロと
二人連れに分かれる。それと犬連れ。で、独身主義が、人生のソリスト?
それが自分から求めたかどうかもある。ポタリングは当然、ソロである。
単独か、群れるかは、人であることを優先するか、人間であることを
優先するか、である。
・・・・・・
4261, この非常事態に、万一の備えがあるの ?
2012年11月15日(木)
* 本当は危ない、夜逃げ予備軍の事業主に!
第一線から退いたため、より冷静に事態をみることが出来ているが、余裕
資金のない大方の中小企業のトップは、どこかで株式の暴落か、イスラエル
によるイランへの攻撃でも始まれば、一発でダウン。私の事業継続断念時には、
運転資金とは別の僅かだが予備資金の積立てがあり、それが命綱になった。
あれから1年8ヶ月、大方の企業は更に体力を落としている。リーマンショック
の次なる津波は、ただならぬ大きさ。 私が前倒しの整理が可能だったのは、
30〜40年前の事業設計にシェルター機能を組み入れていたため。
それで思い切った事業整理が可能だった。「あと講釈」だが、
ー中長期のリスク対策ー をまとめてみた。
【来年にでも実情を書こうと思っていたが、前倒しする】
・全ての建物は万一を考え、用途変更可能の設計(壁以外の柱を入れない等、
好立地もあり、不動産の6物件は完売。)
・借入金は県の保障協会を含め3分2が政府系金融機関。他は都銀と第四銀行
で、ほぼ大部分。ー元金融関係の先生のコンサルティングを5年前から3ヶ月
に一度の割で受けていた。それで常に先手の対策を打ち続けることが出来た。
・職場を新潟、住居は長岡と分け、住居地域では学校以外の人間関係は最小に
する(名誉職的団体に一切に入らないなど・・)
・20年前に短期借入全てを長期借入金に組みかえ終了・・
(悪化の場合、短期の借換え時点で追加担保の要求が出るため)
・10年前からは、万一の場合に備えた予備資金の積立てを続け、運転資金に
一部でも転用した段階で事業閉鎖(隠れ目標値)を予め決めておく。そして
到達と同時に廃業を決断。
ー見切り時期の設定ー(償却前赤字の転落時点も、目安にする)この時期に、
個人名義の事業物件を会社に転売して、個人の金融負債をゼロにする。
・二人の幹部社員には役員就任時に一度退職金を支払済み(平均・三分の一)。
そのため結果として、会社の退職金規定の8割近くの支給が可能になる。
(国の退職補助金一千万近くを含めて)
・ 事業停止時には、「取引先への20日締めの月末支払いを全て決済」
を予め決めていた。一般債権は、ホボゼロ。
・*個人的には、当初より事業に親戚縁者は一切組込まず、家族経営を排除。
*創業時に高値の事業転売を前提(売り時を逃がし、結果的に出来なかったが)
*事業の創業を目指すと決意した時から、連れ添いは、「商売とは何かを
体感している事業経営者の子女」を前提。
*「家訓の、借入金の保証人を妻子など家族を入れない、
保証人にはならない」を厳守。
* 家内には結婚来、毎月給与を支払い、健康保険と厚生年金をかけ、
残りは家内名義の別立て預金。一般的には事業停止時に、自宅も銀行に
収容され、個人破産?は必定だが・・自宅は家内が買い取ることで確保。
【長期の装置事業に長期のリスクヘッジをしていた】だけだが。
しかし結果は、ご覧のとおり。
▼ ーあとバイアス(偏見。あと講釈)の要素はあるが、大筋は以上の通りー
長期の装置産業には時代断絶の大きなリスクが伴うが、それに中長期のリスク
ヘッジをかけておくのは、経営の正道。経済震災は既に起こってしまった。
現在、中小・零細企業の三割は‘今日明日の資金繰り’に追われ極限状態。
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11月15日(日)
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