ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5322,閑話小題 ー5年前に、10年の余生と想定して
変だが、見ている方も、明らかに変である。要は、役割を演じているだけで、
本心からでないのは、有りありと画面から伝わってくる。大場面なのに、殆ど
悲壮感が伝わってこない。それさえ映画で、笑いネタにされ、それを国営放送
の話題になるのだから・・ 大した謝罪もしないで首相を辞めさせられた、
あの二人が再び首相と副首相で登場、更に大きな間違いをしようとしている。
元もと罪の意識もないのだから救いようがない。
選挙制度の欠陥もあるが、自民党に大勝させ過ぎた国民が悪い!
・・・・・・
4215, 開国という強迫観念 ー2
2012年10月10日(水)
       ー反・幸福論『開国という強迫』ー 京大教授・佐伯啓思
 * 果たして欧米社会が普遍的・先進的で、「日本」は特異で後進的か?
 義務教育が終わると、高校受験で進学校と専門高校に分けられ、大学では
首都圏の大學か、地方大學に分けられる。一般的に都心の大学進学は、進歩的
文化人としての特権を得るための要素がある。それで果たして、それだけの知識
と教養を積んだかというと、そうではない。あくまで将来に知的素養の下地を
つくるため。自由の立場で、世界を、社会を、人間を見つめるための猶予期間。
しかし、最も重要なことである。  ーその部分からー
≪「進歩的文化人」こそ自己特権化の典型。戦後のいわゆる進歩的文化面は、
自己特権化という立ち位置に自らを置くことで、まさに一進歩」した「文化人」
を演出したのでした。「進歩的文化人」が西洋思想に関心をもっていたことは
事実。彼らがそれなりの知的エリート教育を受けていたことも事実でしょう。
では彼らが本当に西洋を理解していたかというと全くそんなことはありません。
・・ 戦前では天皇が頂点にあり、戦後すぐには「マッカーサー」がこの頂点
にやってき、その後は「西洋社会」や「アメリカ」がそこへくる。
進歩的知識人、進歩的文化人という存在そのものが「抑圧移譲の原理」に捕捉
されていった。知的商売人には、少し手の込んだ事情があります。それは、
彼らは、彼らに都合のよい西洋思想や学問を取り入れて、それを「科学」と
いい、自らを「専門家」といったことです。 「西洋の学問」=「科学」=
「専門的」=「先進的」であり、これに対し、「日本的思考」=「非科学的」=
「大衆的」=「後進的」とみなした。その上で、自らの身を前者の「科学」
「専門家」「先進的」の方に置いたのです。 これは、「世界」"「先進的」
「普遍的」であり、対して「日本」は「後進的」"「特殊的」というあの図式と
同じ。この両者を重ね合わせ、知識を身に付けた知識人は、あたかも日本の外に
立って日本を眺めつつ、その特異性を批判する、という特権的立場を手に入れた。
・・(中略) この潮流からすれば日本はヘンだ。だから、世界へ向けて国を
開かないと、世界の潮流に乗り遅れる」というのです。実は、この発想は、
必ずしも「世界」と「日本」に限りません。「世界」は普遍的で先進的であり、
「日本」は特異で後進的であるという発想は、もっと根深いものをもっています。
それは日本の近代化そのものを支えてきた思考様式だったのではないか。
この「世界」を「東京」に、「日本」を「田舎」に置きかえてみよう。・・≫
▼ 哲学の構造主義は、「世界」=先進国は普遍的で先進的で、僻地の住民が
 果たしては特異で後進的か?を、問うている。それまでの欧米は、自分たちは
文化人で進んでいる。それを遅れている南米、アフリカ、東洋に普及させる建前
で、世界を侵略をしてきた。しかし、その誤魔化しが何時までも続く訳がない。
日本の開国という強迫も、西欧文化に乗り遅れる、という刷込みではないかと、
著書は問うているのである。しかし、ネット社会は否が応にも開国を迫る。真の
支配層はネット化で、それぞれの国や社会の開放で、支配力を強化するのが狙い! 
 ・・・・・・・
3850, ツレがうつになりまして −1
2011年10月10日(月)
 「ツレがうつになりまして」という映画を見てきた。TVでも放映され

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10月10日(土)
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