ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5309,閑話小題 〜人生について
・太陽系以外に生命の可能性のある惑星はいくつもあり、観測技術の
発達によって地球以外の生命の発見が今後なされるかも。
▼ ひと時代前には、他の宇宙などSF小説さえ取り上げなかった。
 それが10の500乗の別宇宙の存在の可能性が、実しやかに語られている。
宇宙の知識も、天文科学の進化で飛躍的に伸びている。40年前では、想像すら
できなかった別宇宙の存在に匹敵する新たな事実が発見されているだろうが・・
「人間を一の単位とすると、我々が住む宇宙が10の27乗の世界で、
ミクロではマイナス35乗の世界が我々の世界」という。言葉として、
マイナス35乗のミクロ物質が、どのように考えても私の頭では理解できない。
現在、暇を見つけては、そのイメージを持とうとするが、無理。
 もしか、持てたとしたら、どうだろう?お釈迦様より、遥かに超えた
何かを実感できるのでは? 137億光年の宇宙の果てが27乗の外の世界で、
逆にマイナス35乗の物質世界の合計62乗が私の世界? 理解不能!
・・・・・・
4202, 閑話小題 ー危所に遊ぶ
2012年09月27日(木)
   * 危所に遊ぶ
 芭蕉の『俳諧問答』に「危所に遊ぶ」という言葉がある。 
危所は字のとおり危ない所だが、「名人は定跡から外れ、未知の分野
にも冒険心を持って飛び込み、そこで楽しむ」という意味がある。
が、他にも、「危ない所で遊ぶぐらいの心の余裕を忘れないこと」と、
「危ない所の先に宝が隠されている」という解釈もある。
事業の創業も、自分を一度、絶壁に追い詰め、そこから湧き出るエネルギーを
動力にする。 危所を見極め、そこに隠されたキーを見つけることがポイント。
ゲームとは危所(難関)を設定し、知恵で乗り越える遊び。難度の高い危所を
合理的に乗り越える域に達した人が名人になる。これは人生にもいえる。
生まれ、死ぬまでの間に難関が次々と立ち塞がってくる。人生を充実させる
には、その難関を最大のエネルギーを使い知恵にかえ乗り越えることにある。
これも「危所に遊ぶ」である。
   * 最近の私の言説は「悲観的すぎ?」
 この数年来、世界恐慌に突入直前という論調で書き続けている。
10年前に同じ位の悲観論で書いていても、今から振り返れば、その数倍も
酷い惨状になっている。まさか地元越後で大地震が二回も起き刈羽原発が破損。
上越新幹線もトンネル内で脱線。世界を見れば、アフガン、イラクにアメリカが
攻撃し、政権を転覆。それに百年〜四百年に一度の経済震災のリーマンショック。
更に東北大震災で二万人の死者と、津波による福島原発の最高7レベルの破損。
そして近将来には、リーマンショックによる世界恐慌が覆い尽くそうとしている。
この10年間の惨状の数倍規模の変動が起きるとすると、私が書いている内容
など、まだ甘い。 東北大災害が起こるまでは、心の何処かに首都圏か東海地区
の温和なところに終の住み家の憬れがあったが、今では考えられない。
更に、この秋口から年末にかけての恐慌への不安定材料が、あまりに多い。
これに中国が権力移譲期の混乱の隠れ蓑にするため、尖閣列島の領土問題を
大々的キャンペインを始めた。日本の政治の混乱を見抜いてのこと。
ドラッガーではないが、「断絶の時代」に本格的に入ったということ。
何事もなく、凡々とした時代より、断面が見れるだけ良いと思うしかないが・・
・・・・・
3837, 『 ライフ ―いのちをつなぐ物語― 』
2011年09月27日(火)
 二週間以上も前の話題になるが・・ 急に思い立ってシネマ 
『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』を見てきた。金曜日の少し早めの9時開始
だったので数人しかいないのではと思いきや、20人は入っていた。ツアーで
アフリカや南米、北極圏などに行っているので、実感として身近に感じ取る
感受性は人一倍あるはずである。 とはいえ、映像は映像。手付かずの野生動物
の世界は激しい弱肉強食の闘いの中である。そこにはギリギリの生死の狭間で
生存の知恵が生まれてくる。TVのシリーズで放送した総集編だったが、

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09月27日(日)
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